ワインに凝っていた時期があって、いろんなワインを購入していました。また、頂いたワインもあり、手ごろな保管庫があればと思っていたのです。
ワインは温度管理ができる本格的なワインセラーで保管するのが良いのですが、私はただワインを保管する箱が欲しかったのです。
酒屋へ行ってワインの輸送に使う箱を購入し、それを重ねて積み上げ、サイドに持ち手を付け、上に置く蓋を作りました。
あまりにも味気ないので、箱の前面にアケビの蔓と葡萄のデザインを施しました。これでワイン保管庫の様に見えるはずです。
アグリが元気な時、蔓にかみついて引きはがし、蔓を取ってしまいました。実用に支障がないのでほおっておいたのですが、この度、蔓を張り直すことにしました。山からアケビの蔓を採ってきて、ボンドで貼り付けます。
蔓が無かった時と比べて、格段に良くなりました。先日ワインに詳しい知人が来られたので見てもらうと、デザインを褒めてくれるのかと思ったのにワインの瓶を透かして見て「そろそろ飲み頃ですよ」と言われました。しかし、いろんな思い出があるワインですから、おいそれと飲んでしまうなんてできません。
飲むのも楽しいですが、コレクションを見るのも楽しいものです。