旧暦の8月13日、新暦の9月23日多井畑集落で「かねたたき」という神事が執り行われました。この神事は五穀豊穣、子孫繁栄、一家安寧を祈願して集落の子供達が鉦を叩いて集落を練り歩くという伝統行事です。130年以上前から毎年執り行われているのだそうです。
当初は多井畑集落の子供だけで行われていたのですが、少子高齢化により子供の数が少なくなり、最近は近くの南町、高倉台の子供も加わっています。私の孫も昨年から参加させてもらっており、今年は2年目です。
午後7時に揃いの浴衣と草履を履き、頭に手拭いをかぶって多井畑厄神に集まり、今年の当家(当番の家)まで行進します。当家の庭で高い灯篭を振りながら、伝えられた唄を歌い当家を祝福します。
そこからまた神社まで太鼓に合わせて歌を歌いながら帰ってきます。慣れない浴衣を着て長い階段を上るのも大変だと思いますが、みんな元気に頑張りました。境内で灯篭の周りを歌いながら何周も練り歩きます。最後に神社の拝殿で神様に拝礼し、地区役員の話を聞き折詰めと菓子折りを貰って解散です。
このような神事を守り続けるのは大変な努力が要ります。いったん途絶えてしまえば復活させるのは非常に困難です。集落の方たちが、原点を守りながらも時代に応じて形を少しづつ変えながら続けてこられたのです。
参加した子供達もいつかはこの意味が解る日が来ることを願っています。
















