終戦記念日の今日、盆の行事である精霊送りが各地で行われました。
神戸では区役所に精霊送りの祭壇が設けられ、初盆を迎える人達がお供え物や飾り物を持って夕刻から続々集まって来ました。線香の煙が立ち込める祭壇で亡き人を偲んで手を合わせる人達。
こんなに大勢の人が亡くなったのかと驚きました。お盆に亡き人をしのんで祀るという、このような伝統行事は絶やさないで、これからも守っていくべきだという気持ちが強くなりました。
私は形式ばったことはあまり好きではないのですが、先達たちが続けてきた伝統行事にはやはりそれなりの意義があるように思えます。
儒教では「礼」を重んじて、礼に寄らなければ見ることならず、礼に寄らなければ聴くことならず、礼に寄らなければ行うことならずと言っていますが、礼というのが永く培われてきた社会規範と言う意味だそうで、伝統と置き換えてもいいと思います。
論語を読んでいると、何と窮屈なと思っていましたが、少しは解るような気もします。
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