2022年11月28日月曜日

神戸新交通・懐かしのOB会



1981年2月5日、日本で最初の無人運転電車・ポートライナーが営業を開始しました。本来大量輸送機関でないポートライナーですが、その約一月後から半年間にわたって開催された「ポートピア‘81」の来場者を輸送することになるのです。


神戸新交通(株)は総務部、運輸部、技術部があり、神戸市、阪神電鉄からの派遣社員と会社採用のプロパー社員で構成されていました。私も運輸部営業課の営業係長として開業と博覧会の大量輸送を担当しました。


そのポートライナーの開業にかかわった社員が、当時の思い出を語り合うOB会が今日ポートアイランドのホテルで開催されました。あれから41年たっています。すでに亡くなられた方も多く、感慨深いものがありました。



当時の思い出を語り合い、懐かしい時間を過ごしました。私も若かったのでしょう。午前中はデスクワークをし、午後からは現場周りをし、輸送が終わるのは夜遅くです。くたくたになって帰宅してもすぐ翌日です。これが半年間続くと思うと情けなくなったものです。


ポートライナーに乗って島内を一周しましたが、ずいぶん変わっていました。空港に行く新しい路線が出来、病院が移転し、学校が誘致され当時とは様変わりです。島内を歩いてみましたが、樹々が大きく成長し、老朽化した建物も在り、あのころと比べると成熟した街になっています。


懐かしい半日を過ごしました。お世話してくださった幹事さん達、有難うございました。




2022年11月21日月曜日

石山寺の銘菓「石餅」

 知人に家で生った柿を差し上げたのですが、そのお礼にと銘菓「石餅」をいただきました。写真が趣味で、石山寺で撮影会が開催されたのだそうです。


石山寺は、琵琶湖から流れ出る瀬田川の西岸に建立された真言宗の寺です。紫式部が参拝中に源氏物語の構想を思いついたと伝わっています。今頃は紅葉が綺麗だったことでしょう。私は人で賑わう名刹よりも、ひっそりとした地元の太山寺の方が好みですが…。


叶匠寿庵には餅を材料にしたいろんな和菓子がありますが、頂いたのは「石餅」という和菓子です。石山寺店でしか買えないという店舗限定の商品です。たくさんの店舗がある中で、ここでしか買えないというのが貴重です。

これも頂き物の美味しいお茶と一緒に頂きました。白い餅と蓬の餅に粒あんがのせてあるシンプルなものですが、口に入れると上品な甘みと、もちもちした食感がとても美味でした。普段は近所のお店で買った廉価な和菓子を食べつけているものですから、余計その美味しさに感動しました。有難うございました。





2022年11月17日木曜日

クチナシの実

 アグリと散歩の途中で、道路横の植栽にクチナシの実が赤く熟しているのを見かけました。昔から路傍の木に実がなっているのを見つけると、採らなくては済まないのが私の悪い癖です。


クチナシは初夏にかけて白くてきれいな花が咲きます。良い香りを放ちます。ちょくちょく摘んでは持ち帰り活けていますが、すぐにダメになってしまいます。


クチナシには一重と八重がありますが、八重の方は実が付かないようです。しかし、私は一度だけ八重のクチナシに実が付いたのを見たことがあります。勿論収穫しました。大きかったです。

クチナシの実は山梔子と呼ばれ、漢方薬の原料ともなっています。また、田舎では沢庵を漬ける時や、栗きんとんを作る時などによく使っていました。家内も栗きんとんの色出しに購入していました。


今の家に越して来てからは、公園や道路わきの植栽にクチナシが植わっており、毎年今頃になると収穫していました。季節ごとの楽しみの一つです。個人の所有ではないので、誰からも咎められません。


今日も散歩の途中に少し採って帰りました。赤みを帯びた黄色い色をしていますが、乾燥すると黒っぽい茶色になります。乾燥させると何年にもわたって保存できます。

保存していたクチナシの写真を載せておきます。左の小さいのが近所で収穫したもので、右の大きいのは購入したものです。乾燥してもこれだけ大きいので、生の時はどんなに大きかったのだろうと思います。販売用として特別な育て方をしているのかな?


クチナシでカレーのご飯を黄色く色づけると、エスニックな雰囲気になります。孫達が喜びます。年末にはおせちにも使います。これをサフランで染めるとなると、大変だろうと思います。日本には身近な所に、良い染色料があるのです。





2022年11月10日木曜日

渋抜きした柿は高級なジャムの様な味

 ご近所から頂いた渋柿をブランデーで渋抜きをしたのを食べてみました。渋抜き作業から10日目です。


これは美味しい!! トロトロでまるで高級なジャムの様です。


これなら、もっと渋柿を手に入れて渋抜きをしたいものです。多井畑の集落には柿の木がたくさんあります。おそらく渋柿なのでしょう。採るのが面倒なのか、まだまだたくさん樹に成っています。田舎の人は柿にはそんなに執着しないのでしょう。勿体ないことです。


我が家の次郎柿を吊るしたのが、いい具合に乾燥してきました。甘柿でも干し柿にできるか試してみたのです。小ぶりですが、甘くて美味しくなっています。しかし、渋柿ほどの甘みは無いようです。もう少し干し上げて、冬のビタミン補給にします。

2022年11月7日月曜日

農業公園のコスモス畑

 天気が良いので西区の農業公園に行ってきました。


近くにはJAの直売所「六甲のめぐみ」があり、新鮮な野菜を買うことができます。近所のスーパーで買うのと新鮮さや価格が違います。白菜、大根、ブロッコリー、キュウリなどたくさんの野菜を買い込みました。


農業公園は神戸市の外郭団体が経営しているのですが、昔は賑わっていました。ホテル、レストラン、喫茶、バーベキュー施設があり、子供向けには家畜の飼育施設、プールや遊具広場も整っていました。またワインやチーズの製造を見学することができ、楽しく過ごすことができました。


現在はホテル、レストランは閉まっており、ワインの売店と小さな売店があるだけです。広いバーベキュー施設は朽ち果てたまま放置されています。神戸のような都会にこのような自然と親しめる施設があるのは素晴らしいことですが、以前のように活況を復活できないのでしょうか…。


コスモス畑に行ってきました。存在そのものが知られていないのか、誰もいません。アグリと一緒に広い畑の中で遊びました。しまった、お弁当を持って来るのだった。売店でコロッケを買って3人で食べました。


ワインの売店には今年の新種がたくさん並んでいました。世間ではボジョレ・ヌーボーがもてはやされていますが、地元産のブドウで醸造された新酒の方が美味しいと思うのですが…。4本買って帰りました。特別な日に飲むつもりです。


店内には公園内の陶芸所で作られた陶器も展示、販売されており、以前陶芸教室に通っていた家内は興味深く眺めていました。気に入った器もあったようです。