夏野菜の準備のため、畑の玉ねぎを収穫しました。約半年間畑を占領していたわけです。 日当たりが悪いのであまり大きくなっていません。ピンポン玉より少し大きい程度です。それでも33個採れました。乾燥させる為、紐で括って軒下に吊るしました。
表の花壇にまだ18個植わっています。ここは夏野菜の植え付けが少し先なので、もう少し置いておきます。苗は50本の束を購入したのですが、ほとんど成長したことになります。自分で育てた野菜は一味違います。
私は八重桜を見ると桜餅が食べたくなるのです。桜餅は餅を桜の葉で包んだ素朴なお菓子です。和菓子屋さんに並んでいる桜餅を見ると、つい買ってしまいます。
簡単そうなので作ってみることにしました。道明寺粉といってもち米を蒸して乾燥し、石臼ですり潰した粉を使うそうですが、もち米でも出来ると思います。
食紅を入れてもち米を炊きました。近所の公園で摘んだ桜の葉を塩漬けにしたものと餡です。小さい頃から餅を丸める手伝いはしていましたが、桜餅は初めてなので加減が良くわかりません。
大きなおむすびのような桜餅になりました。家内と食べてみましたが、一つ食べるとお腹一杯になりました。本物とは少し違いますが、買った桜餅に引けを取らないほど美味しくできていました。
冬野菜もそろそろ終わりに近づき、夏野菜と交代の準備をしています。
玉ネギも玉が太ってきて、葉が倒れれば収穫時です。えんどう豆も花が咲きました。レタスと一緒に植わっています。レタスを食べ尽くして、その跡にえんどう豆を成長させるつもりだったのですが、レタスが長持ちしているのでこうなってしまったのです。「二兎を追うもの一兎を得ず」と言いますが、まさにそうなってしまいました。
レタスが重宝したので夏にも育ててみようと、苗を育てています。直に種を撒いてもなかなか発芽しなかったり、沢山発芽して間引くのが大変なので、トレイで発芽させてからセルポットに植えてゆきます。ピンセットでの作業になり面倒ですが、100%確実なポット苗を作ることが出来ます。
家内が大葉(シソ)を育ててほしいというので、同じ方法で苗を育てています。種が非常に小さく、ポットへの移植が難しいのですが、上手く育ってほしいものです。
毎年今頃はどんな夏野菜を育てようかと思案する時期です。昨年育てた伝統野菜の種を採ってあります。F1でないと思うので今年も育ててみるつもりです。いろいろ想像して楽しい時です。
庭の蕗の葉が繁ってきました。フキノトウを採ってからそんなに日が経ってないと思うのですが、植物の成長は目を見張るものがあります。
茎や葉が柔らかいうちに佃煮にすることにしました。茎と葉を茹でて、茎は筋を取ります。ネットのレシピでは柔らかい茎は筋を採らなくても良いと載っていましたが、家内が試してみて絶対に取った方が良いと言います。
これが辛気臭くて面倒な工程ですが、美味しく食べるためには少しくらいの手間は仕方ありません。私は茎も葉も佃煮で食べたいのですが、家内は茎はその色を生かして食べた方が良いと言います。私の出番はここまで、あとは家内に任せます。