私が住む多井畑地区は神戸市の西部、垂水区と須磨区にまたがる自然が多く残っている田園地帯です。ここではその自然を生かしたいろんなプロジェクトが立ち上がっています。私と家内も放置竹林の整備と活用を進めるプロジェクトに参加してきました。
今回、 多井畑厄神で竹あかりプロジェクトが開催されているので行ってみました。これは放置竹林を伐採し、その竹をランプに加工してその灯りで地域を盛り上げようとするものです。
多井畑厄神は私たちの散歩コースで、アグリがいたときには毎日のように通っていました。静かな樹々の下で樹木の香りをかぎ、鳥の声を聴くのが何よりの楽しみでした。アグリがいない今は思い出の場所に行くのが辛く、何となく足が遠のいていたのです。
厄神の階段にはワークショップで作った竹の灯篭が並びます。境内には竹あかりの様々なオブジェが並び幻想的な雰囲気を醸し出しています。私もワークショップに参加したかったのですが、諸般の事情で出来ませんでした。せめて本番だけは見たいと思ってやって来ました。
祭日は賑わうが普段は静かな境内が、多くの人であふれていました。このイベントをどこで知ったのかと思うほどでした。
震災後戸建てを持ちたいと探していた時に、自然が多く残っているこの地が気に入り申し込みました。利便施設が近くになく、車を擱けば買い物難民になりそうな不安はありますが、地域の人も温かく、歴史のあるこの地域が好きなので、出来るだけ地域の催しに参加し、盛り上げてゆきたいと思っています。









