2025年11月7日金曜日

ギターの先生の偲ぶ会がありました

 私がギターを習い始めたのは小林勝夫先生でした。勤めて1年半ほどすると少し余裕が出来、友達に誘われて始めたのがギターでした。今はもう無くなりましたが、三宮にあった白蘭楽器店の2階で習いました。週1回、仕事が終わると友達と待ち合わせてレッスンに通ったものでした。


それ以来、場所はあちこちと移りましたが、最後は先生の自宅での個人レッスンでした。仕事の都合で、日にちや時間を都合してもらえて、永く習うことが出来ました。また、お弟子さんの合奏もあり、その練習で色んな方々と知り合えました。


阪神淡路大震災の翌年、小林先生がお亡くなりになり、暫くは悶々としていたのですが、小林先生の弟子の金谷幸三さんに習うことになりました。金谷先生はパリに留学し、帰国して東京国際ギターコンクールで3位入賞されたギタリストです。元町の華道の家元が経営している文化教室でした。


しかし、その教室も無くなりまた先生を失いました。今は一人で以前習った曲をさらっていますが、一人での練習は難しいものです。




小林先生がお亡くなりになってから、そのお弟子さんたちが集まって毎年偲ぶ会を開いています。今年も昨日、塩屋のティンカーベルという喫茶店で集まりました。この喫茶店のマスターが小林先生の弟子で、毎年日程調整や連絡などお世話してくださっています。

美味しいコーヒーを飲みながら、近況を話し合ったり、ギターの演奏をしたり楽しい時間を過ごすことが出来ました。金谷先生も参加されていて、日ごろの練習の際の疑問点について話すと、ギターで実演しながら指摘して頂きました。また、何曲かを披露して頂きました。いつ聴いても素晴らしい演奏です。


非常に有意義な半日を過ごすことが出来ました。マスターの鈴木さん、有難うございました。これからも永くこの会が続きますよ。