2008年9月30日火曜日

秋のオブジェ


今日帰宅するとテーブルに秋のオブジェがありました。一昨日農業公園で拾った果林と葡萄です。どちらも食べようとして果たせなかったものですが、別の役割もあるものです。秋を感じさせてくれます。季節を感じる物に出会うと、なんだか懐かしい気持ちになるものです。
金木犀の香り、窓の外に枯葉がひらひら……。いい雰囲気ですが、我が家の庭の木はモクレン、こぶし、酔芙蓉で、葉っぱは大きく、ぼてっと落ちますのでそんな雰囲気は味わうことができません。果林の香りが部屋を満たしてくれ、香りでも秋を味わいます。

2008年9月29日月曜日

ワイン城



神戸ワインをご存知ですか?地元で栽培されている葡萄を醸造してワインを造っているのです。神戸市西区にある農業公園の近隣には葡萄畑が広がっています。洋風の建物をワイン城と呼んでいます。葡萄の収穫は終わって、今はワイン造りの真っ最中です。久しぶりに周辺を散歩してきました。
一面がブドウ畑で、まるで南フランスに来たようです(行ったことはありませんが)。葡萄の木に取り残しの実が付いていました。普段食べている葡萄と比べると小さくて貧弱です。食べてみましたが、酸っぱくて美味しくありません。

散歩道に果林が実をつけていました。もう秋なんですね。落ちた実が転がっていましたので拾ってきました。部屋の中に置いておくといい香りがします。よく熟した果林を砂糖につけて、シロップを作ったたことがあります。喉に良いらしいのです。縁日などで、果林の砂糖菓子が売られていますが、あれは果林ではないと思います。本物の果林は硬くてとても食べられたものではありません。
涼しい風の中だったので、ムサシも元気に歩いていました。清々しい一日でした。

(参考) 諏訪地方では果林の砂糖漬けが作られているようなのでアップしておきました。あんなに堅い実が食べられるようになるとはいまだに信じられません。

2008年9月24日水曜日

新生姜


6月に植えた生姜を試し掘りしました。今年は昨年と違って葉の生育も良くないのでちょっと心配です。種イモが「お多福生姜」という昨年と違った品種だったからか?牛糞を追加して、肥料不足は無い筈だけど?掘り上げてみるとやっぱり小さい!写真の左端が種イモのひね生姜です。右側に白い新生姜が付いていますが貧弱です。でも、ひね生姜も使えるし、新生姜が生まれたのだから良しとするか。早速新生姜をかじってみましたが、ひね生姜のような辛さは無く、サラダ感覚で食べることができそうです。娘の友人がお泊まりに来たので、早速スライスしてポークステーキに利用していました。辛くはないがシャリっとして新鮮な生姜の風味が爽やかでした。

2008年9月20日土曜日

手前味噌


今年の1月に味噌を手作りしました。台所(リビング)の隅において順調に進んでいるか毎日チェックしていました。先日、そろそろいけるのではないかと、試しに少し取り出して食べてみるとOK、美味い! 新味噌の登場です。写真の右側が新味噌、左側は昨年の1月に作ったものです。熟成が進み、赤味噌のように色が濃くなっていますが、材料は同じです。新味噌は色もきれいで、さっぱりとしており、古味噌は濃厚な味ですが、これはこれで味わいのあるものです。
我が家では味噌汁は勿論のこと、柚子味噌、にんにく味噌など保存食としても利用しています。柚子もにんにくも自家製なので自給率100%です。食品の産地偽装、農薬混入など不安な事件が相次いでいますが、自分で作ったものを食べる、自給自足の生活が一番です。

2008年9月19日金曜日

酔芙蓉



我が家の狭い庭に酔芙蓉が咲いています。この家に引っ越した10年前に小さな苗木を植えたのですが、今では大木になり庭を覆っています。毎年枝を切り詰めて幹だけにするのですが夏にはたくさんの枝を伸ばして元通りに再生します。これには驚きです。
酔芙蓉の花ですが、朝は真っ白な大輪を咲かせます。それが夕方になるとピンクに染まって翌朝には濃い桃色になって落ちてしまいます。この様が酒を飲んで酔っ払うのに似ているのでこのような名前がついたのです。昔の人は粋ですね。

2008年9月15日月曜日

祝日の朝食


我が家では朝食、夕食を家族が一緒に食べる日はあまりありません。いつも娘が抜けています。娘は朝食は食べずに出勤し、帰ってくるのが遅いので夕食は私と家内で先に済ませます。日曜日は久しぶりの休みなので遅くまで寝ていて、私たちの朝食時にはいません。連休の2日目くらいには揃って朝食を楽しむことができます。今日は敬老の日。一緒に食事をしようと支度をし、娘を起こしに行っている隙にムサシがちゃっかりと席についています。あんたの席じゃない!!でもなかなか退こうとしません。ここで居座っていればパンやハムの切れ端を貰えることを知っているのです。「ムサシ!おぬしも悪じゃのう」「いえいえ、お代官様ほどでは」

2008年9月7日日曜日

バラが咲いた

定年退職した際家族からお祝いの花束をもらいましたが、その中に真っ赤なバラが入っていました。しばらくは部屋に飾っていましたが挿し木にすることにしました。鹿沼土に挿して毎日乾燥しないように水やりを欠かせないで育てていると、今日やっと花を開きました。真っ赤なバラです。以前、オールドローズという品種の真っ赤なバラを挿し木で育てたことがありますが、数年で枯れてしまいました。今回の品種は判りませんが、私の定年の日の記念のバラですから、大事に育てていきたいと思っています。

2008年9月4日木曜日

パン本来の味



妻の友人からパンを頂きました。ご主人が焼かれたものです。これまで何度も手作りパンを頂いていますが、そのたびに上手になられているのがわかります。最近ではパン屋さんで見つけることが珍しいようなパンも手作りされています。今回頂いたのは全粒粉パンです。小麦の粒を種皮であるふすまや胚芽等を取らず粉砕し粉にしたもので、色は薄褐色をしていて少しざらつきがあります。白くて柔らかいパンに慣れている私にはその食感、色、香りすべてが新鮮でした。バターを塗って、生ハムと 黒ウリのスライスを挟んで食べましたが、大変味わい深いものでした。このパンは、甘いジャム、マーマレード等をつけるよりも、チーズや肉等蛋白質を挟んで食べるほうが向いているように思います。

パンがいつ頃から焼かれるようになったのかは知りませんが、おそらく最初は小麦をそのまま臼で挽いて粉にし、発酵させて土や煉瓦の窯で焼いていたのではないかと思います。それが時代とともに洗練されてきて精白した小麦粉を使った白くて柔らかいパンが主流になってきたようです。全粒粉パンはパンの原型といえるのではないかと思います。ご馳走様でした。

2008年9月2日火曜日

F2(こんなのできました)

以前、F1は予定の形質をもった世代ができるが、F2は親とは似ても似つかないものができるという畑の大家さんの話を書きましたが、我が畑にも変なF2ができました。これは黒ウリです。右側のが本来の黒ウリの形ですが、左側の黒ウリはヒョウタンのようにくびれて、とても同じ親から生まれた者とは思えません。このような形の黒ウリが全体の1/3ほどできました。私は黒ウリは珍しい野菜なので、自家採取して育てました。今年の種は、数年前に採取した物ですが、その年は隣にヘチマを植えていました。花粉が混じるのはもっともなことで、この変な黒ウリはヘチマの形質を受け継いだのかもしれません。外見は変ですが、中身は普通の黒ウリと変わりなく美味しく食べることができました。
我が家は野菜くずをコンポストに埋めて土に帰しています。今年の5月頃、どう見ても雑草とは違う野菜らしき芽が出てきましたので畑に植えました。一つは凛凛子というトマトに育ちましたが、もう一つの苗はカボチャか冬瓜らしい形をしていましたが、雄花ばかりで結果しませんでした。このような面白い事に出会うことができます。これも菜園をしているものの楽しみの一つです。