瀬戸内、それも神戸、明石地区の春の風物詩といえば
いかなごのくぎ煮です。いかなごの新子を醤油で煮詰め、釘のような佃煮にしたものです。毎年三月の始めがいかなご漁の解禁日です。その日から街角を通ると、いかなごを煮る匂いがたなびいて、春が来たことを実感します。
我が家でも毎年くぎ煮を作りますが、昨年は不漁でいかなごの値段が1kg3,000円近くしたので、とても手が出ませんでした。今年は1,300円くらいで手に入りましたので、さっそく作ってみました。
結婚してから30年近くになりますが、いろんなレシピで試しては失敗を繰り返しながら、最近ようやくこの炊き方なら大丈夫というレシピを確立しました。各家庭によって、いろんな炊き方があるので、これでなければならないというものは無いのですが、我が家の炊き方、味を確立できたということは自慢できると思います。
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