2012年10月28日日曜日

オーディオアンプ修理、レコードが楽しめるようになった!

SANSUI AD-U707F、長年愛用のアンプです。三十数年前、当時月給の1か月半をかけて購入したのですが、昨年レコードが聴けなくなり修理に出しました。

メーカーは「古いもので部品が無いので、部品を手作りしました」ということで修理代金45,000円かかりました。しかし家内の評価は非常に悪く、「以前の音がしない」というのです。

最近またボリュームがおかしくなりました。





ボリュームのつまみを回すとバリバリという雑音がし、左右のスピーカーが聴こえたり、途切れたり、これではとても音楽を楽しむことはできません。もう一度修理に出そうかとも思ったのですが、また部品が無いとかで高い修理代金を請求されるかもしれないので、自分で何とかしようと思ったのです。


私は今まで故障した電化製品を自分で修理しようと何度も試みましたが、ほとんどが更に壊してしまい、どうにもならないような状態にすることがほとんどでした。工学的な知識もないのですから当然と言えば当然です。
 今回はできるだけいじらないように、アンプのカバーをはずし、ボリュームの部分、切り替えスイッチに接点復活スプレーを吹きかけるだけにしました。そうするとあのバリバリという音もなくなり、左右のスピーカーの不具合も解消されたのです。レコードの音も昔の音に戻りました。あの修理は何だったのだろうかと疑問です。ホームセンターで購入した600円のスプレーで何とかオーディオが楽しめるように戻ったのです。
手作りのスピーカーもこれでまた機嫌よく響いてくれそうです。




おまけに台所に置いているラジオのボリュームにもスプレーをかけると、バリバリという雑音が無くなりました。案外簡単なことで具合の悪いのが直るものだと驚きました。

いつまで持つのかわかりませんが、今のところは順調に聴こえています。

私と家内、それぞれの懐かしい愛聴盤、名盤を出してきては、毎日聴いています。時々入るパチパチという針の音がたまりません。ジャケットも味わいがあります。CDのクリアな音に慣れ、あらためてレコードに回帰する楽しみです。


0 件のコメント: