以前からベンジャミンの様子がおかしいとは気づいていたのです。
葉の表面がねとねとして、埃のようなものが溜まりだしました。また植木鉢の下の床がねちゃねちゃしてきました。窓際に置いているので、埃をかぶったのだろうと思っていたのですが、どうも様子が変です。これは専門家に見てもらった方が良いと、購入した園芸店に持ち込みました。
一目見るなり、「これはカイガラムシの排せつ物で葉がねとねとしているのです。カイガラムシにとって居心地の良いところに置かれてますね!」と言って挟みでチョキチョキと枝を剪定しはじめました。風通しが悪いとカイガラムシが繁殖するらしいのです。
確かに今年の夏は暑くて部屋の中は風通しも悪く虫にとって繁殖に適した部屋になっていたのでしょう。葉をかき分けてよく見ると、ゴマより少し大きなアワビを伏せたような形の虫が枝にいっぱいついていました。割り箸でそれをこそげ落としましたが、大変根気のいる作業でした。
駆除の薬剤を探しましたが、カイガラムシはとても厄介な害虫で、硬い殻に守られているので、なかなか通常の殺虫剤では難しいらしいのです。5月頃卵から孵化して幼虫の時に駆除するのが効果的とのこと。
とりあえず、今回は出来るだけこそげ落とし、来年に薬剤で駆除することにしました。それまで頑張って耐えてくれますように。
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