2014年5月25日日曜日

ドクダミの活用

家内の姉が庭に生えたドクダミを刈って持ってきてくれました。
我家ではドクダミを化粧水とお茶にしています。



化粧水はドクダミを焼酎やお酒に漬けこんで作ります。一昨年は日本酒に漬けこみましたが、昨年は35度のホワイトリカーに漬けました。今年もホワイトリカーに漬けます。ドクダミの成分をよく湧出させるには度数の高いアルコールの方が良いようです。しかし、これでは肌に刺激が強いと思うなら後で水を加えて調整すればよいのです。





ドクダミを干して乾燥してから漬け込む方法もありますが、今回は生のまま漬けます。特有の香りは漬け込んでいるうちに消えます。




昨年の6月に漬けこんだのは一年経つとこんな色になります。薬用酒でもあるので試しに飲んでみると、とても飲めたものではありません。これにグリセリンを加えれば出来上がりです。







ドラッグストアーにはいろんな種類の化粧水が並んでいます。値段も結構高価なものが多いのですが、ドクダミ化粧水は安上がりで、良質です。私は頭にも使っています。市販の養毛剤にセンブリエキスが入っていたので、ドクダミでも効果があると思うのです。






乾燥してお茶も作ります。元々十薬というのでいろんな薬効があるようですが、体内の毒素を排出するようです。要するにお通じが良くなるのです。家内はアレルギーがあるので、ドクダミ茶を愛用しています。





私の子供のころは近くに医者も無かったので、いろんな民間療法で対処していました。おできができるとドクダミの葉をアルミ箔に包んで蒸し焼きにすると、緑色のどろどろした軟膏のようなものが出来るのですが、それを張っておくと数日で膿を排出します。よく世話になったものです。



今ではいろんな薬が合成されていますが、ドクダミは自然のもので、長年の使用により薬効と安全性が認められており、安心して使えるものだと思っています。




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