2016年5月28日土曜日

これは何の芽か?

ピーマンの苗
エンドウ豆が終わったので、畑を耕し、ピーマンを植えました。「とんがりパワー」という品種です。元気に成長してくれれば良いのですが。収穫は未だ先です。






よく見ると畑に沢山の芽が……?これは雑草ではない。何かの種が発芽したのは明らかです。この様なことはよくあるのですが、いったい何の種が発芽したのか?
根元を掘って根に着いている種を調べてみました。


沢山発芽しています
瓜の種です。この畑に瓜を植えたことはないのですが、昨年の秋にコンポストで作った肥料を畑に鋤きこんでいます。コンポストには野菜くずなど生ごみを投入しますので、昨夏食べた「マクワウリ」の種が発芽したのです。驚きました。植物の生命力は凄いものです。


こんなに沢山発芽しても、もう植えるところがありません。ポットに移植して家庭菜園をされている人に貰ってもらおうかと思っています。



瓜の種です

一月ほど前、数種類のハーブの種を撒いて育苗したのですが、全く芽が出ません。発芽してほしいのが発芽しないで、捨てた種がどんどん発芽するとは皮肉なものです。農家の方の苦労がよく解ります。








2016年5月20日金曜日

野イチゴのジャム

昨日天気が良いので、久しぶりに須磨アルプスを板宿まで歩きました。



何度も歩いている道なのですが、木々が伸びて以前の様子と違っています。足もとの笹も背丈が伸びて周りの雰囲気が様変わりしています。うっかり道を間違えそうになりました。




この路を歩くのは気になっていることがあったからです。4月初めに歩いた時に野イチゴの花が一面に咲いていました。これが実を付けたら野イチゴがいっぱい採れると期待していたのです。



目当ての場所に行くと、赤い実がいっぱいついています。茂みの中に入って一つ一つ丁寧に摘み取りました。イチゴを摘んでいると、通りかかった人が「それは蛇イチゴじゃないのか」、「蛇イチゴは食べられないよ」と言います。



子供の頃、蛇イチゴという名を聞いたことがあります。あまり良い印象がありません。でも、このイチゴは野イチゴで、子供の頃食べたことがあります。家内も心配になって「もう止めとこう」と言い出します。雑言に耳を貸さず採り続けました。袋いっぱいになりました。



板宿へ降りてきて、いつもの店でコーヒーとハンバーグで一息つきました。高校生で賑わっていました。こんな時間に街をうろうろしているとは、クラブ活動はしないのだろうかとよけいなことを考えながら暑い中を家まで歩きました。


早速家内がジャムにしました。ベリーのいい香りです。水気が多くて甘みが少ないので、さらさらしたジャムですが、普通のイチゴジャムとは一味違った野趣に富んだジャムの出来上がりです。


2016年5月17日火曜日

お茶の葉を干しています

夏になると冷たいお茶が欲しくなります。

我が家では、お茶を炊きだして冷やしています。お茶の葉はウーロン茶、プーアル茶、番茶、それにドクダミや柿の葉を加えています。

毎年、家内の姉が庭のドクダミを刈って届けてくれます。我が家の庭の柿の木の剪定した葉も一緒に干しています。数日干すとカラカラになり、それを小さく刻んで茶葉として使います。少し甘みがあり、甘茶のようです。便秘に良いようです。

ドクダミは十薬といって昔からさまざまな効果があるとされてきました。私が子供の頃は、できものが出来るとドクダミの葉を新聞紙を湿らしたので包んで灰の中に入れて蒸し焼きにし、どろどろした緑色の泥状の物を貼り付けたものです。不思議と膿が出て直ったものです。医者がない時代のことです。

ドクダミの葉は焼酎に漬けて、グリセリンを加え化粧水にも使います。いろんな化粧品が発売されていますが、昔ながらのドクダミ化粧水は安心で、惜しみなく使えます。市販の化粧水に劣らずそれなりにしっとりしますし、家内も愛用しています。

最近はいろんな薬が売られていますが、昔の人が経験で得た知恵は安心で安全です。非常事態以外はそれで十分廻ってゆくと思います。

2016年5月14日土曜日

テクニクスSL-1301の修理

長年聴いていたレコードプレーヤーの右チャンネルが鳴らなくなりました。

テクニクスSL-1301で1978年に購入したものですから、38年経過しています。その当時は独身で給料を自由自在に趣味につぎ込むことが出来たのです。オーディオに詳しい友人に頼んでプレーヤー、アンプ、チューナー、スピーカーを揃えてもらいました。

その後、アンプ、チューナーは故障し買換え、スピーカーは自作して、プレーヤーのみが残っていたのです。ベルトドライブの普及品と異なり、ダイレクトドライブの高級品でした。
私にとっては思い出深い製品です。

当時はナショナルが音響製品をテクニクスというブランドで生産していました。その後ナショナルがパナソニックとなり、テクニクスというブランドも一時は消えていたのですが、数年前に復活しました。

パナソニックに連絡すると、修理の専門部署へ回すため引き取りに来てくれました。こういうところがさすがパナソニックです。以前サンスイのアンプを修理に出しましたが、こんなに手厚い扱いはしてくれませんでした。

1週間後、昨日帰ってきました。音もきちんと鳴ります。また、以前は壊れて手動でスタートしていたオートスタートの機能も直っています。しかし、但し書きに「何分古いものなので、今後壊れても修理は出来ません」との添え書きがありました。

何はともあれ、再びレコードを聴けるのは喜ばしい限りです。

2016年5月8日日曜日

日向夏に花が咲いた

息子が4才の頃、お祖母ちゃんの九州土産の日向夏を食べ、その種を土に埋めておいたところ芽が出ました。植木鉢で育てていたのですが、今の家に引っ越して庭に定植しました。「僕の蜜柑」という札を建てて大事に育てていました。もう27~8年も前のことです。


幹はどんどん大きくなるのですが、一向に花が咲かず、おまけに枝にはカラタチよりも太い棘が出ています。危なくて近寄れないのです。しかし、お祖母ちゃんの思い出だし、せっかく息子が育てた樹なので、切り倒すわけにもいかず、今では根元の直径が20cmにもなっています。


何年か前に花が咲いたことがあるのですが、実を付けたのは一つだけでした。それ以来10数年も花を全く付けなかったのです。


それが、先日花が咲いているのを見つけました。普通の蜜柑類は木全体に花が咲くのですが、この日向夏は一部の枝にだけ花を付けています。


息子に知らせると喜んで見に来ました。


何とかいっぱい実を付けてほしいのですが……。

卵の殻を根元に埋めると実を付けると家内に言われて、昨年来卵の殻を埋め続けてきた効果が出たのかしら。このままだと切り倒されると気付いたのか、実生は変わった生態があると言いますが、この木も変な樹です。





2016年5月2日月曜日

娘の結婚

昨日神戸のメリケンパークオリエンタルホテルで娘の結婚式がありました。

最近の結婚式は当人同士が準備を進めて、親があまり関与することは無いようですが、娘の場合もほとんど親はノータッチでした。

それでも、自分達の生い立ちから出会い、出席者との係わりを、写真やビデオで紹介するという趣向が凝らされていました。私自身が忘れているような写真が次々に出てきたのには驚きました。これを探し出すのは大変だったろうと思います。

また、「サプライズ」というのが流行の様で、出席者には事前に知らされていない計画が多いのには時代の相違を感じました。若い方はそれには慣れているのか、そんなに違和感なく楽しんでいました。

私の役割は出席者の方々へお礼の挨拶に回るのと、最後に親族を代表しての挨拶でした。結構お酒を飲んだと思うのですが、無事役割を果たすことが出来ました。

酔っぱらってはいけないので、事前にソルマックを飲んでおいたのです。それなりの効果があったのか、緊張して酔えなかったのか。

両親へのお礼にと、娘が生まれた年のワインとアルバム「みんなと桃子とムサシのいた日々」を頂きました。娘が誕生してから今日までが写真と言葉で綴られています。良い記念になります、有難う。

支えあって、幸せな家庭を築いてください。