2016年5月14日土曜日

テクニクスSL-1301の修理

長年聴いていたレコードプレーヤーの右チャンネルが鳴らなくなりました。

テクニクスSL-1301で1978年に購入したものですから、38年経過しています。その当時は独身で給料を自由自在に趣味につぎ込むことが出来たのです。オーディオに詳しい友人に頼んでプレーヤー、アンプ、チューナー、スピーカーを揃えてもらいました。

その後、アンプ、チューナーは故障し買換え、スピーカーは自作して、プレーヤーのみが残っていたのです。ベルトドライブの普及品と異なり、ダイレクトドライブの高級品でした。
私にとっては思い出深い製品です。

当時はナショナルが音響製品をテクニクスというブランドで生産していました。その後ナショナルがパナソニックとなり、テクニクスというブランドも一時は消えていたのですが、数年前に復活しました。

パナソニックに連絡すると、修理の専門部署へ回すため引き取りに来てくれました。こういうところがさすがパナソニックです。以前サンスイのアンプを修理に出しましたが、こんなに手厚い扱いはしてくれませんでした。

1週間後、昨日帰ってきました。音もきちんと鳴ります。また、以前は壊れて手動でスタートしていたオートスタートの機能も直っています。しかし、但し書きに「何分古いものなので、今後壊れても修理は出来ません」との添え書きがありました。

何はともあれ、再びレコードを聴けるのは喜ばしい限りです。

0 件のコメント: