新生姜が店頭に並んでいます。小さい頃、母親が新生姜を梅干しの壺に入れて真っ赤に染めていたのを覚えています。寿司を作った時に、真っ赤な紅生姜があると彩りも良く、さっぱりして食欲も増したものです。
そのような真っ赤な紅生姜を作ります。母親は単に梅干しの壺に入れていただけですが、カビが出るのが心配です。田舎では塩の結晶が出来るほど塩を多くしていたのです。
梅干と同じく、紫蘇の葉を揉んで、本来は上がった梅酢に漬けるのですが、10年前の梅酢が残っているのを思い出しました。良く残していたものです。煮凝りのようにジェリー状になっています。紫蘇の葉を加えると赤く発色しました。
生姜は半日干して水分を除きます。ガラス瓶に入れ、発色した梅酢を注ぎました。こんなに酸っぱい梅酢に浸かっていると、カビも出てこないだろう。
数か月後が楽しみです。綺麗に染まっていればよいのですが。
PS 7月12日に試しに取り出してみると、綺麗な紅色に染まっているではないか。市販されているのは人工的に着色したような色ですが、こちらは紫蘇による天然の紅色です。
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