田舎に居た頃は年に何回か溝掃除や草刈りの回覧板が回ってきて、どの家からも何人か出て作業をしたものです。田舎では水路や畦畔は共通の財産ですが、管理をしないと荒れ果てて野になってしまいます。役場はそこまで管理をしてくれません。
自治会のクリーン作戦に参集する人は非常に少なく、地区を挙げての取り組みとは言えないのが実情です。自分の敷地外は関係ない、市役所が清掃するべきだと思っているのでしょうか?
ペットボトルや空き缶、菓子袋などを拾って回ります。しかし、一番の問題は街路樹の枯葉です。欅やイチョウなどの落葉樹は夏は緑の葉で日陰を作り、秋は紅葉で街を彩り、冬は葉が落ちて日光を通すので、風情もあり良いものですが、落ち葉が大変です。
道が土ならば腐葉土になって地に帰るのでしょうが、舗装路では水路に詰まります。箒等でかき集めるのですが、その上からぱらぱらと落ちてきます。あまり意味がありません。明日になるとまた、落ち葉で一杯になるでしょう。
それでも、自分たちの街を綺麗にするんだという共通の意識で連帯しているという気持ちが大切なのです。掃除をした人は、道や公園にごみを捨てたり、犬のうんちを放置したりはしないでしょう。
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