2017年1月13日金曜日

晩白柚の皮の砂糖漬け

晩白柚を食べてみました。



上部を切り落とし、皮の部分を縦に8等分に切れ目を入れ、分厚い皮を剥いてゆきます。



果肉の部分は夏ミカンの倍ほどもある大きさで、酸っぱくなくザボンのような味でした。



厚さが2cmほどもある皮の部分を、黄色く固い皮と白い綿の部分に分けてゆきます。白い綿の部分を2~3回ほど酢を入れたお湯で茹でこぼします。

こうしてあくが抜けると、砂糖で煮ます。なんだか干瓢の綿のようです。





黄色く固い皮は、細く切ってこれも茹でこぼし、砂糖で煮てピールにします。途中で少しかじってみると、苦くてとても食べられるものではありません。

苦みが2~3時間も口の中に、残りひどい目に遭いました。砂糖を加える前で良かった。ネットのレシピもあてになりません。




白い綿の方は網に並べて2日間天日干しにしました。良い具合に乾いて、白い干しイモのようです。


ネットのレシピではこれにグラニュー糖をまぶすのですが、このままでも十分美味しいし、砂糖の取り過ぎも良くないのでここまでにします。





なかなか上手くできたと思うのですが、今では美味しいゼリー菓子がたくさん出回っています。この様な加工品は、甘いお菓子のなかった時代の田舎の素朴な手作り菓子なのでしょう。






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