2020年12月26日土曜日

しめ縄作りに参加しました


アグリとの散歩の途中、多井畑の自治会がしめ縄作りをするという掲示を見つけ、懐かしい気持ちになりました。田舎では年末になると父親がしめ縄を作っていたのです。


是非その様子を拝見し、写真を撮らせてもらいたいと行ってみました。世話役の男性3名、土地の女性7~8人が参加されていました。撮影の許可をお願いすると、あなたも作ってみなさいと誘われ、ご厚意に甘えて参加させて頂くことにしました。

指導役の世話役さんに教わりながら、藁を編んで行きます。50cmくらいの紐を作り、ひねって輪を作ります。それを2本束ねて、ウラジロ、モッコク、サカキ、ヒイラギの4種類の枝をくくりつけると完成です。


慣れればそんなに難しくありません。参加者の女性の中に上手に作る方がいました。かと思うと、いかにも子供が作ったような歪な代物もありました。やはり、年配の方は上手です。毎年作っておられるのでしょう。


今日作ったのは「めがね」と呼ぶしめ縄ですが、「ごんぼ」と呼ぶしめ縄もあります。この作り方を教えてほしいとお願いしてみました。これは難しいらしく、世話役さんもあまり作ったことがなく、親父の作るのを見ていたと言って、こうだろうというのを教えてもらいました。



1時間ほどの作業でしたが立派な「めがね」を2組完成させました。藁を少し分けてもらい、家に帰って「ごんぼ」に挑戦しました。あまり良い形にはなりませんでしたが、素朴さ溢れる「ごんぼ」のしめ縄が出来ました。


材料の藁、飾りの木の枝の採取、会場の設定など自治会の世話役さん、ありがとうございました。貴重な体験ができました。正月はこのしめ縄を飾り、邪気を払いたいと思います。


帰りに奥須磨公園に寄ると、たくさんの鴨が飛来していました。カルガモは早くに来ていましたが、ホシハジロ、オオバンが新たにやって来ていました。マガモやキンクロハジロはまだ来ていません。年ごとにやって来る鳥の種類も少なくなっている気がします。







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