散歩をしていると路肩、法面、空き地にオオキンケイギクが今を盛りと咲いています。とても綺麗で、摘んで帰って活けようかとも思います。
しかし、この花は特定外来生物で駆除対象種なのです。河川敷や道路の法面などにグランドカバー用に導入されたのですが、繁殖力がすごく多年草なので冬を越して翌年もまた繁殖し、我が国本来の植物に重大な影響を与えるようになりました。今では全国に広がっています。
そのため2006年に特定外来生物に指定され、栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外へ放つことなどが原則禁止され、罰則も設けられています。私の記憶では指定前は花屋さんで苗を買ったように思います。
駆除するには①多年草なので根から引き抜く、②種でも増えるので、実をつける前に処分することが大事だということです。多くの自治体が駆除を呼び掛けています。神戸市、兵庫県もしかり。
我が家の近くでも数年前から至る所に咲いています。このままではオオキンケイギクに覆い尽くされそうです。空き地や法面に雑草が生えるよりは、オオキンケイギクが咲いていると奇麗なのですが…。
花に罪は無いので可哀そうです。どうすれば良いのでしょう。導入する際にもっとよく検討すべきでした。
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