2024年9月30日月曜日

孫とパン作り

 もねが風邪をひき、中耳炎も併発して学校を休んでいます。弟の怜も同じように風邪をひき、中耳炎になり保育園を休んでいました。怜のがうつったようです。


家で退屈だろうと、一緒にパン作りをしようと思いつきました。家庭科の授業と思えばいいのです。

生地を作るところまでは私がしてやりました。生地を等分に分けて、餡子、チーズ、レーズンを包み込む作業はもねが担当です。小さな手でくるくると生地を丸める姿は可愛いものです。中身が判るように、丸めた生地の上にクルミ、黒ゴマでしるしを付けました。

2時間ほど置くと小さな生地が3倍ほどの大きさに膨らみます。それに卵を塗るのもやってくれました。

オーブンに入れて焼きます。膨らんで、色ついてくるのを見るのも楽しいのです。3種類のパンを6個づつ、計18個焼きました。美味しそうな香りです。

自分が焼いたパンは格別の味です。風邪で食欲が落ちていても美味しいと言って食べていました。学校へ行けなかったですが、家で楽しい時間を過ごすことが出来ました。

















2024年9月16日月曜日

カネタタキ、多井畑集落の伝統行事

 私の住んでいる近くの多井畑集落には昔からの伝統行事があります。旧暦8月13日の夜に氏子の子供達からなる行列が、行燈を先頭に鐘を叩きながら村中を練り歩きます。昨日この「カネタタキ」と言われる行事が行われました。動画はこちらをご覧ください。



集落の知人からの案内で、私もその行列を見に行ってきました。昔は氏子の子供たちの行事だったのですが、ご多分に漏れず少子化で村の子供が少なくなり、近年は近くの団地の子供達も参加することが出来るようになりました。

午後7時過ぎに神社で絣の着物を着て当屋に集まります。子供達はまず当屋の庭に長さ4メートルほどの行燈を立てて、「こちらの館はめでたい館」と歌いながら庭を3周し、その後村中を練り歩き、神社まで行進します。その際カネの叩き方、足の運び方、歌は昔から決められたものがあり、それを覚えるだけでも大変です。参加者は事前に1週間ほど夜に練習があります。

孫にも参加してほしいのですが、本人の気持ちと練習に参加する忍耐力があるかどうか、じっじとばあばの気持ちより大事なものがあります。



子供達は約50名くらいですが、両親がスマホをもって後を追うのでその倍以上になります。また村の氏子達、選挙目当ての議員や知事が来て大変な人数でした。神社の長い階段を上がり、拝殿の前まで進みカネと太鼓で行燈を奉納します。

この行事の発祥は江戸末期には行われていたという記録が残っています。それ以来多井畑集落の氏子の方たちが絶えることなく続けてこられたのです。このような伝統行事はいったん途絶えてしまうと復活するのが難しいものです。形を少しずつ変えながらも続けてゆくことが大切です。

昨日は貴重な行事を見ることが出来、伝統の重みを感じた夜でした。






2024年9月14日土曜日

カボチャの収穫

数年前ご近所から頂いた宿儺かぼちゃが美味しかったので、その種を採取して翌年植えて、またその種を今年蒔いたのですが、全然発芽せずがっかりしていたのです。しかしコンポストの堆肥を畑に入れたところ、あちこちから沢山発芽しました。そのうち数本を植えたところこんなに繁ってしまったのです。

 

蔓がぐんぐん伸びて、むくげの木に絡みついて大変なことになっていました。みっともないので早くかたずけたかったのですが、実が熟するまで待っていました。

やっと果梗部がコルク化したので、収穫しました。宿儺かぼちゃが6個採れました。数週間前にも1個採っているので、合計7個の収穫です。別の品種の丸いかぼちゃも2個収穫しました。おまけです。こんなに小さいかぼちゃ、何という品種だろう。こちらは果梗部がコルク化しませんでした。もっと置いておくとコルク化したのだろうか?

岐阜県の特産品の宿儺かぼちゃ、とても美味しいかぼちゃです。天婦羅、煮つけなど料理は家内に任せます。よろしくお願いします。



雌花が咲き、小さな実がついているのがあったので、生け花にして楽しみます。




2024年9月8日日曜日

敬老会でお祝いをしてもらいました

 敬老の日は16日ですが、今日地域の敬老会がありました。以前は70歳以上が対象だったのですが、今年から75歳以上が対象となりました。高齢者が増えてきたのか、予算の都合か判りませんが、私が対象なのは何とも不思議な気持ちです。


約130名が参加とのことですが、そのうち18名が90歳以上だそうです。参加者の顔ぶれを見ると女性が圧倒的で、男性はちらほら。一生懸命お化粧をして、よそいきの服に着飾ってほほえましいことです。


主催者は須磨区高倉台ふれあいのまちづくり協議会で、婦人会、老人会、自治会等の各種団体の連合体です。最初に来賓の紹介、祝電の披露があり国会議員、県会、市会議員、地域の学校長、区役所の関係部局が紹介、挨拶がありました。裏金で非難を浴びている議員やパワハラで報道されている市会議員も何気ない顔で出席されていました。挨拶が終わると早々に退席されましたが。恥ずかしくないのでしょうか?

敬老会の中身は別紙プログラムのとおり、団体や個人のパフォーマンスでなかなか面白いものでした。

須磨一弦琴の演奏を近くで見るのは久しぶりです。細長い板に弦を一本張っただけの素朴な琴ですが、いくつかのパートに分けて演奏すると美しいものです。2~3年生が主体でしたが練習の成果が表れていました。


沖縄三線のパフォーマンスは非常に面白いものでした。民族衣装を着て三線と歌は見ごたえありました。あんな格好で三線を抱えてよく弾けるものだと感心しました。音もきちんと出ていました。ロックで駆け回りながらエレキをひいているのを見かけますが、おそらく音などはめちゃめちゃなのだと思っています。





児童館の児童達、また館長さんの楽器の演奏など、今日のために練習されたことでしょう。有難いことです。おかげで楽しい半日を過ごすことが出来ました。有難うございました。