2025年4月22日火曜日

イタドリを食べたことありますか?

 散歩をしていると道端の土手にイタドリを見つけました。私の小さい頃は、田舎ではどこにでもある雑草で、スカンポとかスッポンと呼んでいました。中が空洞で茎を折るとポンという音がするのでスッポンです。

学校からの帰る途中に、スッポンを見つけると皮をむいてそのままかじって食べていました。少し酸っぱくて瑞々しく、おやつが少なかった子供がよく食べたものでした。今のように美味しいお菓子が氾濫している時代には見向きもされないでしょう。


懐かしいので少し摘んで持ち帰り、家内に料理してもらいました。料理と言っても、皮をむいて湯がくだけです。食べやすい大きさに切って、辛子酢味噌をつけて頂きました。


美味い!路傍の雑草がこんなに美味しいとは知る人は少ないでしょう。お酒が進みます。

以前、京都の料理店の林亘さんが朝日新聞に春の食材としてスカンポを紹介されていましたが、知る人ぞ知ると共感したのを思い出します。今どきはお店に行けば美味しそうな総菜が並んでいますが、近くに素朴で美味しい食材があるのを知ってほしいものです。野草にも美味しいものはたくさんあります。

2025年4月21日月曜日

カブトムシの幼虫が育っています

 昨年の夏、近くの公園で捕まえたカブトムシが卵を産み、その幼虫を育てています。ケースのマットに糞が目立つようになってきました。コーヒー豆を細長くしたような形で、黒色です。5月頃になると土まゆを作り、その中で蛹になります。その頃は衝撃を与えないようにするので、マットの交換は今が適期です。今日マットの交換をしました。


マットの中から太った幼虫がごろごろ出てきました。マットの中にクヌギの枝を埋めておいたのですが、食べ尽くしていました。雄雌の区別はつきません。カブトムシに詳しい人は区別がつくと言いますが、私には判りません。成虫になって這い出した時に雄雌が解るので、それも楽しみの一つです。


 

マットをふるいにかけて糞を取り除きます。驚くほど大量にあります。新しいマットのケースに入れるとあっという間にマットに潜ってしまいます。自然界では落ち葉が朽ちた腐葉土の中で冬を越し、ひっそりと夏まで身を潜めているのです。明るいところが苦手なようです。



マットを追加して、糞はコンポストに入れ堆肥にします。コンポストには台所から出る残渣を入れています。天然の有機堆肥になります。



6月になると幼虫が蛹になり、7月には成虫になってはい出てきます。プラスチックのケースなので、その過程を観察できます。立派な成虫になって出てくるのが楽しみです。

 


















2025年4月16日水曜日

蕗の茎、葉を食べてみました

 フキノトウは美味しく食べましたが、今では茎が伸びて葉が繁っています。まだ若くて柔らかそうなので、茎と葉を食べてみました。

茎を塩で板摺します。それを2~3分熱湯で茹でます。冷水にとり、残りの湯に葉を入れてこれも2~3分茹でます。ここまでは簡単なのですが、茎の筋取りが辛気臭い仕事です。

若くて柔らかそうなので筋を取らなくても良いのではないかと、試しに一本食べてみました。筋が切れずに呑み込めません。やはり面倒でも筋取りは必要のようです。


1本ずつ筋を取ってゆきます。反対側からも同じことをします。これさえなかったらずいぶん楽なのですが…。こんなに筋が取れました。

下準備は私、ここからは家内の出番です。私は調味料の加減が解らないのです。鍋でコトコト煮詰めて佃煮を作ってくれました。美味い!素朴な田舎の味です。お酒にも合いそうだし、ご飯に最適です。食が進みそうです。









2025年4月6日日曜日

花見に行きました

昨日、娘の家族と一緒にしあわせの村に花見に行ってきました。しあわせの村は故宮崎市長の市政で評価の高い施策の一つです。北区の山中を切り開き、広い敷地に宿泊施設、保健施設、介護施設、病院などが配置され、広い芝生広場やプールなどもあり、障碍者も健常者もともに楽しめる村となっています。

天気も良く、桜も満開で大勢の花見客でにぎわっていました。桜の樹が多い日本庭園の中にシートを敷いてお弁当を広げました。唐揚げ、ソーセージ、卵焼きの定番の他に筑前煮とおにぎりのお重です。私は昼間は飲まないのですが、この日は特別です。ビールを飲みながら美味しいお弁当を楽しみました。


芝生に寝転んで空の雲を眺めていると、幸せとはこんなものかと思われます。現役の時はいろんな煩わしいこともありましたが、そのような束縛から離れて、ゆったり1日を過ごすのが幸せと感じるようになりました。



子供達もTDLやUSJなど人工的な雑踏に行くよりも自然の中で楽しむのが大切です。ここは自然がいっぱいです。


何故、日本人は花見に執着するのでしょう。短い期間にパッと咲いてさっと散るのが良しとされるのでしょうか?今の若い人には理解しにくいようですが。私も理解できませんが。