2025年3月19日水曜日

土筆が顔を出しました

 小学1年の孫が学級閉鎖で我が家で預かっています。学級閉鎖だと学童も受け入れてくれないのです。


家でゴロゴロしていても退屈なので、奥須磨公園へ土筆取りに行ってきました。日当たりの良い土手がねらい目です。まだ早いかと思っていたのですが、結構沢山顔を出していました。

 

平日なので人気もなく桜の木の下で土筆採りを楽しみました。小一時間でこんなにたくさん採れました。




早速春を味わうことにしました。はかまと頭を取り除きます。頭は食べるという人もいるらしいのですが、どうも気持ち悪いので取りました。まだ早いのか節の間隔が短く、はかまをとるのは難儀な作業です。やっと作業が終わりましたが、いかにも少量です。


家内が酢の物にしてくれました。小さな器にほんの少しになりました。お酒に合いそうですが、孫が一生懸命に撮ったので、孫が帰るときに持たせました。我家はまた後日です。


2025年3月7日金曜日

フキノトウ、春の気配



 庭の蕗からフキノトウが出てきました。4年ほど前にメルカリでフキの根を購入し植えたのです。翌年から春になるとフキノトウが出てくるようになりました。


私も田舎育ちですが、子供の頃にはフキノトウを食べたことがありません。というよりフキノトウ自体を知らなかったのです。一戸建てに越してきて、散歩をするうちにあちこちの土手や民家の庭に面白い植物を見かけ、それがフキノトウだと知ったのです。


春の味覚だと知って庭に植えてみました。フキノトウは花が咲く前の蕗の蕾です。前年の12月頃には小さな蕾が出来ています。それが春になると大きくなり3月頃になっていわゆるフキノトウとなって地上に出てきます。

この時期しか採れないものなので、ご近所にお分けしたいのですが、誰にでもというわけにはゆきません。自然派か野草に理解のある人に限られます。料理の仕方が解らない方もおられます。今ではネットで調べられるのですが……。手間暇かけるのが苦手な人には調理をしたのを届けることもできますが、そこまで無理にすることもないし…。



早速、家内がフキ味噌を作ってくれました。ネットではフキノトウを油で炒めて味噌と和えると出ていますが、家内は炒めずに作ります。幼い頃の祖母や母の味のようです。



定番は天婦羅です。少し苦みがありますが、春の香りが口いっぱいに広がります。


    






2025年3月3日月曜日

ひな祭り

 今日はひな祭りです。都合により一昨日、孫のもねのお祝いをしました。


お雛様を飾ってお祝いします。我家は親王飾りです。娘の節句のお祝いに家内の両親から贈られたものです。当時は家が手狭だったので、場所をとらない親王飾りをお願いしました。それ以来毎年飾っています。私たちが老いて飾れなくなったら娘が引き継いでくれるでしょうか。


   

 

家内はちらし寿司の準備を始めました。私も具材を切るのを手伝いました。娘と一緒にもねも錦糸卵を手伝いました。薄焼き卵を上手に焼くので感心します。味付けは家内に任せます。


ちらし寿司も綺麗に出来上がりました。美味しいと大好評でした。ちょうどご近所から上等のお吸い物を頂き、お麩の中から具材が出てくるのを見て子供たちは大喜び。嬉しいひなまつりになりました。健やかにに成長してほしいものです。











2025年2月26日水曜日

庭にヒヨドリが住みつきました

 庭の木にミカン、リンゴを刺しているとメジロやヒヨドリが来て美味しそうに食べています。家に居ながらにして野鳥の観察ができます。


メジロは可愛いのですが、ヒヨドリは厚かましくて、メジロが食べていると追い払って自分が横取りします。ヒヨドリが大きいのでメジロは逃げていきます。メジロが可哀そうなのでヒヨドリを追い払うと、すぐにメジロが戻って来ます。いたちごっこです。ヒヨドリが食べ尽くしてしまうのでビニールをかけて防禦しました。あまりにも可哀そうなので、すぐ外しましたが…。

そのうち、ヒヨドリも追い払っても遠くへ行かないで、隣の柿の木にとまって待機しています。まるで自分の家のような感じです。家内に言わせるともう我家を「自分の家」と思っているのだそうです。朝早くからやってきて、夕方薄暗くなるまでいます。同じヒヨドリです。


こうなると憎らしさも薄らいで、可愛さが増してきます。メジロはリンゴ、ミカン両方食べますが、ヒヨドリはミカンが好みのようです。果肉を食べ尽くすと白い綿や皮も食べています。鳥たちも冬は木の実も少ないので、食べ物に餓えているのでしょう。


果物も高価なのですが、私たちの食べる分を減らしても鳥たちに与えています。鳥の観察が出来ると思えば楽しいものです。毎日来ておくれ。







2025年2月16日日曜日

懐かしい、もみ殻に入った卵

 昨日田舎で父と母の法要があり、家内と一緒に出席しました。


光明寺に登るのは久しぶりです。山の中腹に駐車場があります。他の参加者は車で上にある狭い回転地まで行っていましたが、私は深い樹木の中を歩いてみたいので、そこに車を置いて花蔵院まで歩きました。さすが山の上だけあって冷え冷えしていました。


住職の話によるとイノシシやシカが住んでいるようで、タケノコは出るとすぐに食べられてしまって伸びないということでした。また、急な坂道は雪が降ると危ないのではと言うと、雪は樹木でおおわれているので、思ったほど積もらないのだそうです。


お寺での法要の後、墓参りをしてきました。花を供え、線香を焚き、お経を唱えました。青空の下、気持ちの良いお参りが出来ました。


粗供養に頂いたのが写真の箱です。加美町の地鶏の卵です。加美町は子供達が小さい頃よくキャンプに行ったところです。テントを張り杉原紙の紙漉きを見学しました。近くのJAで食材を購入し火を起こして夕食を作ったのは楽しい思い出です。11月にはお祭りがあって地鶏を焼いて振るまわれ、大変美味しかったのを思い出します。


今の卵はケージに閉じ込められた鶏が生んだのがほとんどですが、ここの地鶏は土の上を走り回っている鶏です。昔実家でも鶏を飼っていましたが、小屋の中で放し飼いにしていました。一日に数個卵を産んで、それを採りに行くのが子供の役目でした。エサは野菜くず、米糠、貝殻を砕いて与えていました。


また、病気のお見舞いに卵をもみ殻に入れて持って行ったものです。今でこそ卵は物価の優等生と言われていますが、結構高価だったのです。懐かしいものを見ることが出来ました。


早速卵かけで頂きました。昔に帰ったような、懐かしい味でした。

2025年2月2日日曜日

今日は節分、鬼は外、福は内

 今日は節分です。季節の行事を大切にしている我家では、巻き寿司は必ず手作りして食べていました。


家内が頑張って材料を揃え、巻き寿司の準備をしました。お店には豪華な巻き寿司が沢山並んでいますが、我家のは普通の田舎で作っていたものです。特に豪華な食材は入っていません。

孫もやってきて巻き寿司に挑戦です。見るからに危なっかしいのですが、基本だけを教えあとは自由に巻かせています。それでも何とか形になるのはすごいものです。

自分で巻いたのは自分で食べます。少し潰れた巻き寿司ですが、美味しそうに食べていました。中身は一緒ですから、形が良くても悪くても同じ味です。イワシも娘が煮て持ってきてくれたのと、塩焼きと2種類食べました。私は青魚が大好きなので大変満足でした。

節分が近づくとお店の広告には巻き寿司であふれています。お店で買うとピンキリですが1本千円近くする巻き寿司も、家庭で巻けば安く作ることが出来るし、何よりも昔から続いてきた伝統を後世に伝えることが出来ます。商業主義に煽られないで、行事の意味を理解して次の世代に伝えることが大事だと思います。


2025年1月28日火曜日

メジロが我が家の庭に



 ミカンを串にさして庭の木蓮の木に括っていたところ、メジロが来て食べています。庭の野鳥を見ることが出来るのは一戸建ての特権です。


ヒヨが見つけるとすぐに食べ尽くしてしまうので、何とか見つからないようにお願いします。