アグリが亡くなってから2年、ずっと後悔の念で過ごしてきました。7歳しか生きられなかったことに何とも言えない悔しさと情けなさがありました。アグリの写真を見るたびに楽しかったあの時を思い出していました。
それ以来柴犬を見るたびにアグリのことを思い出し、また一緒に暮らしたいという思いに、またあんな悲しい思いは二度としたくないという気持ちが勝っていました。しかし、数日前ペットショップで可愛い女の子に出会いました。一目惚れです。
78歳になって犬を飼うのは無責任だと言われそうですが、息子夫婦が、私達が面倒を見られなくなった時には、自分たちが面倒を見ると言ってくれました。今日その子を迎えました。名前はアグリです。天寿を全うできなかった前の犬と同じです。
引き渡しに息子たちも来てくれました。手続きに長くかかり、申し訳なかったですが、文句も言わず付き合ってくれました。
我家に入ると、早速おしっこをして家内がぞうきんをもって大変でした。しばらくはすきまに入って隠れていましたが、そのうち徐々に出てくるようになりました。無理もありません、全く環境が変わるのですから、大変な不安と緊張だったと思います。
親と離れ、何度もペットショップを変わり、また知らない家に入れられるのですから、無理もありません。しばらくそっと静かにしておいてやりたいものですが、どうしても触ってしまいます。犬の気持ちになってそっとしておいてやります。



1 件のコメント:
なんとも微笑ましい情景ですね。愛犬共々お幸せにお過ごし下さい。
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