2月に父がなくなり、初七日の法事の際、忌明けの法事までに般若心経を写経しておくようにと住職から言われ、写経用の半紙を渡されました。その半紙には裏に般若心経が左右逆転して印刷されています。つまり、ぼんやり透けて見える字をなぞっていくと写経ができるようになっています。要するに初心者向けの写経用紙なのです。
元来無宗教の私ですが、父親のこととてむげに断るわけにもいかず、預かって帰りました。これを契機に般若心経を読んでみたのですが、何のことか解りません。解説書を何冊か読んでみましたが、解りません。「空」というものがどのようなものか実感できないのです。出来なくて当たり前、実感できるなら私も彼岸に行ったことになるのです。観音様と同等になるのです。
それでも、日に何回もお経を唱えていると覚えてしまいました。もう、このような写経用紙を使わなくても写経ができそうです。でも、筆で書くのは難しい。これから時々習字の練習をします。
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