「HACHI 約束の犬」を観てきました。忠犬ハチ公のハリウッド版です。誰でも知っている物語なので、ストーリーの目新しさというものはありませんが、登場する犬を見たさに行ったのです。リチャード・ギア扮する大学教授に拾われる子犬の時代、元気一杯で主人と遊ぶ壮年期、主人を亡くしたのに毎日最終便が着くまで駅で待つ老年期、其々の時期の犬の可愛さは筆舌に尽くしがたいものです。特に、雪の降る寒さの中でじっと主人の帰りを待つ老年期のハチ、主人との楽しい思い出が二重写しで流れるシーンは涙、涙でした。おそらくあのまま息を引き取ったのでしょう。
わが家の忠犬ムサシも、私が帰ってくる時間にバス停まで迎えに来ます。家内に繋がれてですが。私を見つけると嬉しくてじゃれつきますと云いたいところですが、チラッと見て何もなかったようなそぶりです。でも、ムサシを置いて家族が出かけた時は、車の音で判るらしく玄関まで来てドアの前で待っています。ドアを開けると狂ったようにじゃれついてきます。こんな可愛い犬をペットショップに預けて家族旅行なんてできません。
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