今日はムサシの12歳の誕生日です。生まれて1月半で我が家にやってきて、それ以来ずっと一緒に暮らしてきました。恐らく本当の親犬の顔や臭いは忘れてしまって、私達が親だと思っていることでしょう。
この12年間で別れて過ごしたのは、旅行に行った際預けた十日間くらいのものです。今まで3回ペットショップに預けましたが、旅行中もムサシのことが気になって、十分に楽しむことができませんでした。
最初に預けた時は、小さかったのでそれほど抵抗しなかったのです。2回目は迎えに行くとげっそりと痩せて、下痢でもしたのか臭くて、家に連れて帰ってからも元気が無く、目を合わせようとしませんでした。3回目の時はお店の人をさんざん手こずらしたのか、リードも噛みちぎっていて、店の人も早く連れて帰ってほしいというような態度でした。
それ以来、どこに行くにも一緒に連れて行きます。ペットと泊まれる宿ですが、数が限られていて、料金が高い割にはお粗末で、エレベーターなど使わない、景色の悪い部屋がほとんどです。犬連れの客専用で、一般客から隔離されたような部屋なのも頷けます。
それでも、ムサシと一緒がいいんです。寝ていて夜中に手を伸ばすと、毛むくじゃらの柔らかい物に触れる。ほっとします。
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