2010年8月28日土曜日

映画「道」を観ました



昨日県立美術館でイタリア映画「道」を見てきました。旅芸人の粗野な男に買われた貧しい薄幸の娘の物語です。1954年の作品ですから五十年以上前のイタリアが舞台で、貧しかった時代の人々の暮らしぶりがよくあらわされていました。

ジュリエッタ・マシーナ演ずるジェルソミーナがラッパで吹くあのメロディーはずっと以前から耳に残っていました。以前この映画を見たことがあったのでしょう。ずっと昔のことです。

イタリアの旅芸人達は生活力があります。原っぱでテントを張って、洗濯物を乾かし、食事を作って暮らしています。

日本でも昔はお祭りに色んな出店が来ていました。芝居小屋や、サーカスもありました。そこには子供もいました。恐らく旅から旅へと渡り歩いていた子供たちもいたことでしょう。昔はそんなことには思いもよらなかったのですが、その子供たちは学校はどうしていたのでしょう。

0 件のコメント: