思いのほか早く終わったので、そのあと有馬の「太閤の湯」へ行くことにしました。日頃はムサシの介護で温泉旅行など行けない家内に、温泉旅行に行ったような気分だけでも味わってもらおうということです。
ムサシがいなくて温泉旅行に行けるのと、旅行には行けないがムサシのいる暮らしとどちらを取るかといわれれば、ムサシとの生活を取ります。手のかかる犬ですが13年も一緒に暮らしていると、ムサシのいない生活など考えられません。
いつも一緒に出掛けます。止むを得ずムサシを置いて出かける時も、連れて行ってくれと悲しそうな眼をして見上げていた顔を思い出すと急いで帰ります。今日も忘れ物をして家のドアを開けた時、ドアの前で待っていたムサシの顔が浮かび、美味しいコーヒーでも飲みたいところを急いで帰路につきました。
旅館ではないけれど、浴衣を着て、風呂に入り、食事をし、お土産物を見て回り、旅行の雰囲気を味わった一日でした。
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