職場は実家から車で10数分という近くなので、実家から通うことも出来たと思うのですが、一人暮らしが長かった息子にとっては、どうも落ち着かないのでしょう。私も学生時代実家から下宿に帰ってくるとホッとしたものです。気持ちはわかります。
寂しいのは家内です。家内にとっては息子はいつまでも幼い頃の息子なのです。この一月半、ムサシの介護をしながらも、食べるかどうかわからない夕食をせっせと作っていました。充実していたのでしょう。
息子が二階で荷物の整理していると、大学の寮に入るため荷物を片づけていた姿と重なると言ってしんみりしていました。もうこれから先、一月半も一緒に過ごすことは無いと思うと、心の置き場所が無いのです。
これから何日間か心に穴が開いたような状態が続くのでしょう。いわゆる、空の巣症候群です。娘が一緒なので、まだ救われますが、娘まで出て行ってしまうと、私では到底支えきれないだろうと思います。
これから、頼りになるのは、ムサシ、お前だ!頼むよ、ムサシ。
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