2018年7月15日日曜日

蝉の脱皮…神秘的です

昨日の夕方アグリの散歩中、街路樹の下でごそごそ動いているものがいます。アグリが興味を示して近寄って行きます。蝉の幼虫です。


急いで拾い上げました。鞄の中でもしきりに動いて這い上がってきます。元気で脱皮の準備をしているようです。途中に子供でもいると渡して夏休みの観察に使ってもらおうと思ったのですが、あいにく誰にも出会いません。家まで連れて帰りました。



カーテンに停まらせておきました。シャワーを浴びて出てみると、既に脱皮して殻の上に停まっていました。30分くらいの間なのに、何時の間に脱皮したのだろう。脱皮の過程を見ることが出来なかったのは残念です。


体全体が薄緑で、羽はまだオブラートのように霞んでいます。後には薄茶色の抜け殻があります。抜け殻より何倍も大きな成虫になっています。この様な変態を見るのは神秘です。


今朝見ると、体は黒く、羽も透明に変化しています。立派なクマゼミです。


窓から放つと、早速青空に向かって飛んでゆきました。さよなら。
今頃どこかの樹に停まって鳴いていることでしょう。




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