3年前の今日、ムサシが亡くなりました。17歳と2月の生涯でした。
生まれて45日で我家にやって来ました。一戸建てに住んだら犬を飼うと決めていたのです。口の周りが真っ黒で、小さくて片手に乗るくらいでした。
息子がひいき力士の名を採ってムサシと名付けました。子供たちにとっては格好の遊び相手になりました。
何処へ行くのも一緒でした。置いて行こうとすると玄関の中からドアをガリガリ掻き続けます。いまだに玄関のドアの内側はニスが剥げています。これを見るたびにムサシを思い出します。
帰ってくると玄関で体を震わせて喜びを表します。息も絶え絶えです。アグリは私達が帰っても喜ぶ訳でもなく、しれ―としています。同じ柴犬でも性格や甘え方は随分違うものです。
よく一緒に旅行やキャンプに行きました。能登、天橋立、徳島、山口、萩、広島、宮島…。セレナの助手席がムサシの指定席です。思い出が次々と浮かんできます。
ご近所の犬仲間が「ムサシ君に」とお花を届けてくださいました。
3年経つのに命日を覚えてくれていたのです。有難いことです。
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