2018年8月24日金曜日

山の話を聴きました

昨日、息子が実家に帰ってきました。1週間の休暇がもらえたので北アルプスに行ってきたのです。

お土産の白エビ

18日(土)に出発し、富山から薬師岳→五色ヶ原→立山(雄山、大汝、別山)→剣沢→剱岳→雷鳥沢→大日岳→称名滝と縦走し、22日に富山へ帰って来ました。


山小屋には泊まらず、4泊全てテント泊をしたそうです。重い荷物を背負って大変だったと思いますが、天候に恵まれ、夏の山旅を満喫したとのこと。顔、首、腕が大変な日焼けで、皮がめくれてとても痛そうでした。





食事をしながら山の話を聴きました。雄大な山容が目に浮かびます。特に剱岳は家族で登った際に苦い経験があるのです。下山途中、一服剣で休憩していた時、私のリュックが谷底へ転がり落ちてしまったのです。


現金、車のキー、身分証明書等貴重品は靄の罹った谷底へ。山岳警備隊の皆さんに探してもらったけど見つからず、途方に暮れていた時、山小屋の主人の佐伯さんのご厚意で宿泊させて頂き、お金まで貸して頂きました。人の情けが身に染みた思い出です。




その時高校2年だった息子は当時のことを思いながら登ったのでしょう。無事に帰ってきて良かった。


山では手軽で質素な食事を続けたらしく、家内が心を込めて作った夕食を「美味い、美味い」と言って喜んで食べていました。



アグリが息子に大興奮。寝ている部屋の外で立ち止まって「クーン、クーン」と言って部屋に入りたそうにするのです。入れてやると息子の顔をペロペロ舐めまわして喜びます。久しぶりなのによく覚えていることです。たくさんボール遊びをしてもらって大満足です。


最近、幼犬の頃から可愛がってもらっている人にも唸ったりすることがあるので、悩んでいたのです。しばらく会っていない息子にはこんなに喜ぶのです。家族とそれ以外を明確に区別する柴犬の性格なのでしょう。困ったものです。





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