神大病院で上顎嚢胞の摘出、歯根端切除手術を受け、今日退院しました。
手術は昨日12時から約2時間、全身麻酔下で行われました。ベッドに載って長い廊下を進んで行くと、TVドラマで見たような医師や看護婦が手を消毒する様な設備が並んでいます。足ふみペダルでドアを開けて手術室に入るのは、焼き場で釜の中に入れられるような気持ちでした。
室温も低く無機質で、大きな術用ライトが二つ照らしています。心細い限りです。こんなところは嫌だなあ。しかし、息子も毎日こんなところで働いていると思うと、よく頑張っているなあという気持ちになりました。
室内には意外に多くの術着の人がいて驚きました。私の体を縛ったり、酸素マスクを被せたり、てきぱきと動いています。頭を固定されているので、どなたが何をされているのか判りません。
静脈から麻酔を入れられると後は全く判りません。気が付くと「さあ、帰りましょう」とベッドごと病室に戻されました。しばらくふらふらしていましたが、徐々に意識がしっかりしてきます。
舌で上顎を撫でてみると、あんなに膨らんでいた物がありません。やっと嚢胞が取れたのを実感しました。舌で口中を撫でまわすと、上顎の前面歯肉を切開し捲り上げ嚢胞を取り出したようです。上の歯の歯肉の全体に切って縫った後が見えます。
医師の説明では、外からは判らないが、原因となった右1前歯の歯根を1/3切除しているので土台が弱く、ぐらつくかもしれないとのことです。その場合はブリッジで対応するとのこと。
1週間後に抜糸に行きます。まずは無事終わりました。家内、娘、息子の嫁、忙しいのに手術に付き合ってくれてありがとうございました。また、息子も病院からの帰りに見舞いに寄ってくれました。
家に残して来たアグリのことが心配でしたが、家内がちゃんと世話をしてくれたようです。今日からまたアグリとの楽しい生活が戻ります。
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