道路の法面や空き地に黄色い花が群生しています。
オオキンケイギクです。殺風景な法面や空き地を彩ってくれているのですが、実は駆除対象の特定外来生物なのです。
観賞用に導入されたのですが繁殖力が強く、在来植物に悪影響を及ぼす恐れがあるため、2006年に特定外来生物に指定され、栽培、譲渡、販売。輸入などが禁止されました。
業者の方が引き抜いて、駆除されているのを見たことがあります。そんなに悪い植物だとは思えないのですが、繁殖力が凄いのは実感します。荒れ地でもなんのその、咲いているなと思っていると数年後には一面を覆っています。
他にも外来種が在来種を駆逐した例が身近にあります。奥須磨公園の池の亀です。今ではほとんどが緑色のプリント配線模様の
アカミミガメです。
外来生物に罪はありません。人間がもう少し注意して扱えば良いのです。複雑な思いです。
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