昨年の春、娘に頼んでメルカリで蕗の苗を購入し庭に定植しました。
散歩の途中、土手でフキノトウを摘んでその美味しさに感動し、何とか栽培してみたいと思ったのです。本当に根付くのか心配でしたが、乾燥しないように腐葉土をかけ、水やりを欠かさずに育てた甲斐があって、小さな蕾が出てきました。
実は昨年の暮れから、小さな蕾が付いていたのです。それが蕗の蕾だというのが判らなかったのですが、最近大きく膨らんできました。春になって急に出て来たものではないのです。すべての株に出るものではなく、全くついていない株もあります。
フキノトウは蕗の花ですが、雄花と雌花がありますが、蕾の頃は判りません。花が咲くのを待てばよいのですが、そうすると苦みが出て美味しさが半減するというのです。苦みがあるほうが好きな人もいますが…。
今日少しだけ収穫しました。本当はもう少し大きくなるのを待った方が良いのですが、待ちきれなかったのです。
天ぷらにすると美味しいのですが、私は味噌汁に浮かべるのが好きです。香りが立つのです。フキノトウ味噌もおつなものです。料理は家内に任せて、私は栽培係です。
立春も過ぎ、何だか日差しも春めいてきました。これから梅の花が咲き、土筆が顔を出し、桜が咲いて本格的な春になります。その先駆けがフキノトウです。春ももう少しです。
2 件のコメント:
ほっといたらできると思っていました。丹精されたのですね。
腐葉土をかけ、乾燥しないように水を与えただけです。肥料などは特に施していません。
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