去年メルカリで購入した蕗の苗が育ち、2~3月には沢山フキノトウを食べることが出来ました。天婦羅にしたり、味噌汁に放して香りを味わいました。
今ではすっかり茎が伸び、葉が繁っています。この様な状態は秋まで保ちますが、茎や葉はだんだん固くなります。軟らかい今のうちに茎と葉を食べようと思います。
茎と葉は10分くらい湯がいて水に曝しておきます。結構灰汁が出て水が茶色になります。灰汁も味のうちといいますが、少し曝した方が良いようです。
茎も葉も醤油、酒、味醂で煮てつくだ煮にして食べるつもりでしたが、家内がいろんな料理に仕立ててくれました。
肴の煮付に添えたり、お浸しにしたり、みそ汁の具にしたり、香りを楽しむのが良いというのです。佃煮にしてしまうのは勿体ないと言います。
葉は佃煮にするしかありません。じゃこや鰹節を入れると美味しいつくだ煮になりました。味見をすると、これは美味い! お酒のあてにもなります。
我家は他の家では捨てられるような物を美味しく食べています。大根の葉、かぶらの葉等、野菜の直売所ではごみ箱に捨てられています。もったいない。一部分だけでなく全体を味わうのが自然の姿ではと思っています。