2023年1月20日金曜日

多井畑厄神にお参りしてきました

 日本最古の厄神と言われている多井畑厄神は我が家から1㎞ほどの距離です。ほとんど毎日アグリとの散歩で行っています。正月18日、19日、20日は例祭です。一年の厄を落としにお参りするのです。 昔から人々に信仰されていたのでしょう。


私の田舎では一年の大きなお祭りでした。山の上の岩に登って厄年の人がお金やお餅を撒いて、地元の子供たちに拾ってもらって厄を落とすというのです。子供達にとってはお小遣いを得る貴重な機会なのです。小学生までの子供が対象です。小学校も登校扱いにしてくれました。


その日は朝早くから懐中電灯をもって山に登ったものです。参道には的屋がお店を並べ、賑わっていました。覗きカラクリやガマの油売りのようなものまでありました。刀で自分の腕を切って血を見せて、軟膏を塗るとたちどころに傷が癒えるというのです。今でも鮮明に覚えています。お札を硬貨に換える 両替屋も出ていました。


多井畑厄神も近辺では有名な厄除け八幡宮です。私がここに越してきた頃には、厄神祭は大変な人出で賑わっていました。車も数珠つなぎで、名谷、須磨駅からの臨時バスも大変な人込みでした。



今日お参りして、ずいぶん変わったものだと驚きました。人出もさほどではなく、的屋も数年前の1/4ほどです。サザエのつぼ焼きやおでんなど飲食を伴うお店が全く無いのです。たこ焼きや、私がよく買っていた生姜の砂糖漬けの店も出ていません。

これもコロナの影響かと思われます。縁日が無くなって商売もできなくなったのでしょう。的屋さんも廃業した方が多いと思います。  寂しい限りです。臨時バス乗り場もガラガラです。


本殿にお参りし、ひながたに家族3人の名前と年齢を書いて流してきました。本当は占いや神頼みは信じていないのですが…。それでも伝統行事は大切に守っていこうと思っています。


早く元通りに賑わいが戻りますようにお願いして多井畑厄神を後にしました。





2 件のコメント:

KAZU さんのコメント...

突然の投稿、お許しください。垂水区在住のKAZUです。ところでブログを拝見していましてブルージンジャーについてですがうまく育ちません。出来れば育て方を詳しくお教え頂くと幸いです。宜しくお願いいたします。KAZU

よりさん さんのコメント...

KAZUさん、コメントを寄せていただき有難うございました。私のブログからブルージンジャーと関連付けられたのは何故なのか判りません。
しかし、残念ながら私はブルージンジャーを育てたことがありません。お力になれず、申し訳ありません。