アグリとの散歩の途中、蔓の先に可愛い花が付いているのを見つけました。アケビの花です。アケビといっても、市街地では見ることもないのですが、私の住んでいる須磨区にはまだ山が残っています。
アケビは深山に生えているのではなく、人里に近い里山に自生する蔓植物です。幼い頃、田舎の山でよく目にしたものです。この地に住んでいろんな植物を見ながら散歩していて、秋になると紫色の実がぶら下がり、縦に割れて中の白い果肉が見えると懐かしい気持ちになりました。
春に蔓の先に小さい花を付けます。よく見ないと判らないような小さい花です。アケビには2種類あって、葉柄から葉が5枚出ているアケビがあります。この近くでは珍しいのですが、先日見つけました。この近辺でよく見かけるのは、葉柄から葉が3枚出ている三つ葉アケビです。
アケビの花 |
アケビの方が少し華やかな花です。三つ葉アケビは可憐な花です。秋になって実をつけるのを楽しみにしています。人工的な団地や市街地では見ることのないものです。
三つ葉アケビの花 |
近くにお店が無く少々不便ですが、替え難い自然が残っているのです。
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