海水浴なんて久しぶりです。須磨海水浴場へ行くのは40年ぶりくらいです。山陰の海や越前海岸へは子供たちを連れてよく行ったのですが。
昔も須磨海水浴場は賑わっていました。淡路島は別として、京阪神で須磨しか海水浴が出来る海岸が無かったのです。その頃の海水浴場は水が濁っていて、サンオイルでべたべた、水面に油膜が漂っていました。遠浅の砂場が無く、20mほど沖に出ると背が立ちませんでした。
今日娘、孫二人を連れて行ってきました。昔あったご座敷の掘立小屋の「海の家」が無くなり、今風な建物が数軒建っていました。海岸にパラソルが林立していて、2時間無料で日陰を借りることが出来ます。また、海岸では禁煙、禁酒、禁タトゥーです。ずいぶん健康的になっていました。
すいぶん遠浅になっています。養浜工事のおかげです。遊泳用の個所と、水遊び用に区画が別れていて、私たちは水遊び用の区画に入りました。一番深い所でも大人の胸くらいです。引き波にさらわれないよう防禦用のネットが張ってあり、安心して遊べます。水もずいぶん綺麗になっています。
6歳の孫娘はライフジャケットを付けて浮きながら、シュノーケルで魚や貝を追っていました。なかなか勇敢です。アサリやハマグリは見つかりませんでしたが、魚はたくさん見ることが出来ました。大きな鯛が悠々と泳いでいました。
2歳の孫はワカメが怖いと言ってほとんど砂浜で遊んでいましたが、時々浮き輪に乗って沖にやって来ました。娘だけだと二人を見ることは無理なので、私も行って助かったと喜んでいました。
須磨海岸を美化する努力を続けてくれた神戸市に感謝します。楽しい半日を過ごすことが出来ました。