栃の木は大きな葉で夏には日差しを遮り、冬には葉が落ちて日光を通します。丈夫な木で街路樹には最適だと思うのですがあまり見かけません。しかし、 高倉台から妙法寺へつながる道路の街路樹に栃の木が植えられています。
アグリとよく歩いた道です。今日栃の実が落ちているのを見かけました。栗に似ています。硬い皮、に包まれていますが、その皮がはじけて実を落とすのです。懐かしいので拾ってきました。
子供達が小さい頃、宍粟郡の波賀町にキャンプに行った時に土地の方が栃餅を売っていました。買って食べるととても美味しいので、それ以来栃餅のファンになりました。
素朴な餅なので、美味しいケーキや菓子がふんだんに手に入る今では、あまり見かけることがなくなりました。田舎の道の駅にでも行かないと手に入らないのか?
以前栃の実から栃餅を作ろうと調べたことがありましたが、とても手間暇かかり、無理だと諦めました。皮を剝いで実を取り出し、晒して灰汁を抜いて、潰して粉にして、それを餅にするのです。