2024年11月26日火曜日

アグリの思い出




アグリが亡くなって1年経ちました。我が家に来てから7年で逝ってしまったアグリ。今でもアグリが我が家にやって来た時のことは忘れられません。

明石の 赤根川辰巳荘で子犬が産まれたことを知り、一人で見に行きました。可愛くて迎え入れたいのですが、年齢のことを考えて家内が躊躇していました。そこで「見るだけだから」と言って家内を連れてゆきました。



耳の垂れた子犬が走ってきました。抱き上げると小さくて、片手に乗るくらいの大きさです。手を甘噛みし、顔をペロペロ舐められると、反対していた家内の態度も和らぎ、結局連れて帰ることになったのです。

それから楽しい日々が続きました。散歩は最初から裏山を登りました。おらが山~旗振り山へ行くのが日課となり、山で会う人たちにも可愛がられてそれが縁で友達もできました。

 

躾けが大切だからというのでトレーニングに通いました。お座り、来い、伏せ、止まれなどの基本的なことから散歩の仕方などを教わりました。

 

  

勇敢な犬で、冒険好きな私と一緒に道なき道をよく歩きました。岩山や樹林の中でも尻込みせずぐんぐん進みます。しかし、家内が遅れると振り返って待つ従順さも備えていました。周囲4キロ四方では知らない道がないくらいいろんな道を走破しました。

  

5~6歳くらいになってお腹の調子が悪い日が続きました。病院へ行って検査すると腸の病気で、ステロイドを投与しながら生活するしかないということでした。フードを変えてみたりして一時的に改善することはあるのですが、また下痢になってしまいます。


夜中に寝室のドアをガリガリ掻いてお腹が痛いのを知らせます。連れて出ると道路は避けて土の場所まで行き、水のような下痢をします。病院に通う日が増えました。



昨年11月25日、私と家内の腕の中で旅立ってしまいました。天寿を全うしたとは言えない逝き方に無念です。


友人がアグリの命日を覚えていてくださり、綺麗なお花を頂きました。有難うございました。一日に何度もアグリを思います。心の中にいつまでも一緒です。



2024年11月25日月曜日

生姜収穫。エンドウ定植

 生姜を収穫しました。珍しい野菜なので孫達に採らせてやりました。「エイ!」と引き抜くと生姜の大きな株が出てきて大喜び。

根と茎を切り取って数日乾燥させて新聞紙に包んで保存します。半年ほどは大丈夫のようです。家内は欠片ほどの生姜を大事そうに使っていますが、これから生姜をどんどん料理に使ってほしいものです。

跡地にエンドウ豆を定植しました。「絹さや」と「スナップエンドウ」です。一月ほど前に種を撒き、ポットで育てていたものです。その際気づいたのですが、畑の土を入れたポットは芽の出るのが悪く、購入した培養土ではよく発芽しました。何が違うのでしょうか?


これから来年春まで徒長しないように育ててゆきます。5月頃になるといっぱい花が咲いて沢山エンドウ豆が収穫できることでしょう。




2024年11月24日日曜日

多井畑フィールド、竹やぶ整備


今日、多井畑西地区の多井畑フィールドで自然環境サミットに参加してきました。これは「須磨FRSネット」と「上穂川フィールド再生ネットワーク」が主催 する竹林整備のフィールドワークです。

竹林整備コースと子供対象の竹林遊びコースがあり、私と家内は竹林整備コースに参加しました。


内容は多井畑地区の歴史から始まり、放置竹林の課題、竹林の現状の講演があり、そのあと実際に現地の竹林を回遊して現状を認識しました。次に班に分かれて竹林を伐採する作業になりました。

ヘルメット、ゴーグル、ノコギリを身に着けて竹やぶに入ります。指導者が指示する竹を切り倒し、小さく切り分けて指定の場所に積み上げます。竹の倒れてくる方向を考えてノコギリを入れるのは、やはりそれなりの経験が必要です。私は木を切るのは慣れていますが、家内は経験のない作業に四苦八苦でした。

切り倒した竹は大きな窯で焼いて竹炭にしたり、グラインダーで細かく砕き、肥料の材料にします。単に伐採するだけでは意味がないので、その後をどう活用するかが課題だそうです。

慣れない作業の連続でしたが、楽しみもありました、竹を焼いた炭で焼き芋を作って配布して頂いたり、マシュマロを竹にさして焼いて食べました。自然の中で食べると一層美味しく味わいました。



私達が作業した場所は以前は里山で棚田が広がっていたところだったのですが、生活の変化に伴い間伐材の需要がなくなり人が入らなくなると、竹に侵食され竹林に変ってしまった場所でした。竹は短期間に大きく成長し、日光を遮り低木の成長を阻害し、最終的には竹林に変化してしまったのです。


早急に手を打たないとこの現象は急速に進展し手のつけようがなくなってしまうそうです。今回のイベントは地域の住民にこういう意識を持ってもらおうということのようです。


多井畑西地区は私と家内のウォーキングコースなのですが、穏やかな里山だと思っていた地域が、実は深刻な問題に直面していることを教えてくれた貴重な体験でした。













2024年11月18日月曜日

生姜の収穫(試し掘り)

生姜は10月~11月で葉が黄色く変色したころが収穫時期だそうですが、畑に植えている生姜の葉先が黄色くなってきたように思うのですが…。本当は葉が黄色く変色するのを待った方が良いのでしょうが、どのようになっているのか知りたいので、試しに少し掘り出してみました。

種生姜に沢山の新生姜がついています。里芋は親芋の周りに子芋が瘤のようにつくのですが、生姜は横に連なっています。写真で左端にあるのが種生姜です。茎が伸びている以外は6月の植え付け時からあまり変わっていません。右側に連なっているのが新しくできた新生姜です。右端の数個は成長不良の様で小さいです。




新生姜の一部は薄くスライスしてさっと湯がき、甘酢に漬けました。数日で美味しい生姜漬けになります。

残りは料理に使うため新聞紙に包んで保存しました。上手く保存すると半年くらいは大丈夫だそうです。上手く保存できれば良いのですが。来春の種生姜にも使います。


今回は試し掘りなので、未だ多くの株が残っています。珍しいものが出来たので、知人にもお裾分けするつもりです。家庭菜園をしておられる人も多いのですが、生姜を作る人はあまりいません。

2024年11月10日日曜日

多井畑ふれあい祭に行ってきました

多井畑集落は多井畑厄除八幡宮を中心とした集落で、古い歴史のある集落です。我が家からも近く、私たちのウォーキングコースです。今日は家族5人で「多井畑ふれあい祭」に行ってきました。


私達は隣接する新しい街の住民で、自治会はありますが、ご近所との付き合いも薄く田舎育ちの私には寂しいものです。田舎では共同で作業することが多く、ご近所との関係も密でした。多井畑集落の方は包容力のある人達で、近くの団地の人間も歓迎していただいてます。村祭りは懐かしく、毎年楽しみにしています。 

 

近くの高校のチアリーダーの演技から始まり、玉入れ、リレー、綱引き、パン釣り競争、和太鼓の演武、消防団の放水、バルーン遊び、グランドゴルフ、輪投げなどいろんなイベントがあり、大人も子供も楽しみました。私も玉入れ、リレー、綱引きに参加し、久しぶりに良い運動になりました。

 

会場で小豆柴の子犬に出会い、可愛くて、可愛くて…。昨年はアグリも一緒に参加し、2週間後に亡くなりました。体も弱っていたのに、しんどかったと思いますが、一緒に付いて来たのです。思い出して涙しました。









昼には参加者に芋煮とおにぎりが振るまわれました。野外で食べる芋煮は体が温まります。食の細い孫達も喜んで食べていました。美味しかった!私はおかわりしてしまいました。


また、地元で採れた新鮮な野菜の即売、家庭用品のバザーがあり、我家は白菜、里芋、サツマイモ、ラディッシュを買いました。昨年買った里芋が大変美味しかったのを思い出します。


最後に参加者に抽選で賞品が当たるラッキーチャンスがありました。残念ながら賞品には当たりませんでしたが、参加賞を頂いて満足して帰路につきました。祭りの企画、準備、運営と大変だったと思います。おかげで楽しい一日を過ごすことが出来ました。多井畑集落の皆さん、有難うございました。

2024年11月1日金曜日

干し柿を吊るしました

 ご近所の知人から野菜を沢山頂きました。その中に渋柿が入っていました。これは干し柿にするか、ヘタを焼酎に漬けて密閉し、熟させるかです。

私の田舎では「あわし柿」という渋柿のヘタ部分を、焼酎や熱湯に漬けてビニール袋で密閉し10日ほど置くと渋が抜けて甘くなっていました。しかしこの方法では柿の実が柔らかくなり、パリッという触感が好きな人には向きません。これも大変美味しいのですが、家内が柔らかいのが苦手なので、干し柿にすることにしました。

皮をむいて縄につるすだけです。私はこのような作業は得意です。吊るす前に熱湯に潜らせて殺菌します。これを寒風で乾燥させると美味しい干し柿が出来ます。早速ベランダに吊るしました。


しかし、今年はまだ気温が下がりません。乾燥する前にカビないか心配です。早く寒い北風が吹いてくれますように。