2025年2月26日水曜日

庭にヒヨドリが住みつきました

 庭の木にミカン、リンゴを刺しているとメジロやヒヨドリが来て美味しそうに食べています。家に居ながらにして野鳥の観察ができます。


メジロは可愛いのですが、ヒヨドリは厚かましくて、メジロが食べていると追い払って自分が横取りします。ヒヨドリが大きいのでメジロは逃げていきます。メジロが可哀そうなのでヒヨドリを追い払うと、すぐにメジロが戻って来ます。いたちごっこです。ヒヨドリが食べ尽くしてしまうのでビニールをかけて防禦しました。あまりにも可哀そうなので、すぐ外しましたが…。

そのうち、ヒヨドリも追い払っても遠くへ行かないで、隣の柿の木にとまって待機しています。まるで自分の家のような感じです。家内に言わせるともう我家を「自分の家」と思っているのだそうです。朝早くからやってきて、夕方薄暗くなるまでいます。同じヒヨドリです。


こうなると憎らしさも薄らいで、可愛さが増してきます。メジロはリンゴ、ミカン両方食べますが、ヒヨドリはミカンが好みのようです。果肉を食べ尽くすと白い綿や皮も食べています。鳥たちも冬は木の実も少ないので、食べ物に餓えているのでしょう。


果物も高価なのですが、私たちの食べる分を減らしても鳥たちに与えています。鳥の観察が出来ると思えば楽しいものです。毎日来ておくれ。







2025年2月16日日曜日

懐かしい、もみ殻に入った卵

 昨日田舎で父と母の法要があり、家内と一緒に出席しました。


光明寺に登るのは久しぶりです。山の中腹に駐車場があります。他の参加者は車で上にある狭い回転地まで行っていましたが、私は深い樹木の中を歩いてみたいので、そこに車を置いて花蔵院まで歩きました。さすが山の上だけあって冷え冷えしていました。


住職の話によるとイノシシやシカが住んでいるようで、タケノコは出るとすぐに食べられてしまって伸びないということでした。また、急な坂道は雪が降ると危ないのではと言うと、雪は樹木でおおわれているので、思ったほど積もらないのだそうです。


お寺での法要の後、墓参りをしてきました。花を供え、線香を焚き、お経を唱えました。青空の下、気持ちの良いお参りが出来ました。


粗供養に頂いたのが写真の箱です。加美町の地鶏の卵です。加美町は子供達が小さい頃よくキャンプに行ったところです。テントを張り杉原紙の紙漉きを見学しました。近くのJAで食材を購入し火を起こして夕食を作ったのは楽しい思い出です。11月にはお祭りがあって地鶏を焼いて振るまわれ、大変美味しかったのを思い出します。


今の卵はケージに閉じ込められた鶏が生んだのがほとんどですが、ここの地鶏は土の上を走り回っている鶏です。昔実家でも鶏を飼っていましたが、小屋の中で放し飼いにしていました。一日に数個卵を産んで、それを採りに行くのが子供の役目でした。エサは野菜くず、米糠、貝殻を砕いて与えていました。


また、病気のお見舞いに卵をもみ殻に入れて持って行ったものです。今でこそ卵は物価の優等生と言われていますが、結構高価だったのです。懐かしいものを見ることが出来ました。


早速卵かけで頂きました。昔に帰ったような、懐かしい味でした。

2025年2月2日日曜日

今日は節分、鬼は外、福は内

 今日は節分です。季節の行事を大切にしている我家では、巻き寿司は必ず手作りして食べていました。


家内が頑張って材料を揃え、巻き寿司の準備をしました。お店には豪華な巻き寿司が沢山並んでいますが、我家のは普通の田舎で作っていたものです。特に豪華な食材は入っていません。

孫もやってきて巻き寿司に挑戦です。見るからに危なっかしいのですが、基本だけを教えあとは自由に巻かせています。それでも何とか形になるのはすごいものです。

自分で巻いたのは自分で食べます。少し潰れた巻き寿司ですが、美味しそうに食べていました。中身は一緒ですから、形が良くても悪くても同じ味です。イワシも娘が煮て持ってきてくれたのと、塩焼きと2種類食べました。私は青魚が大好きなので大変満足でした。

節分が近づくとお店の広告には巻き寿司であふれています。お店で買うとピンキリですが1本千円近くする巻き寿司も、家庭で巻けば安く作ることが出来るし、何よりも昔から続いてきた伝統を後世に伝えることが出来ます。商業主義に煽られないで、行事の意味を理解して次の世代に伝えることが大事だと思います。