昨日田舎で父と母の法要があり、家内と一緒に出席しました。
光明寺に登るのは久しぶりです。山の中腹に駐車場があります。他の参加者は車で上にある狭い回転地まで行っていましたが、私は深い樹木の中を歩いてみたいので、そこに車を置いて花蔵院まで歩きました。さすが山の上だけあって冷え冷えしていました。
住職の話によるとイノシシやシカが住んでいるようで、タケノコは出るとすぐに食べられてしまって伸びないということでした。また、急な坂道は雪が降ると危ないのではと言うと、雪は樹木でおおわれているので、思ったほど積もらないのだそうです。
お寺での法要の後、墓参りをしてきました。花を供え、線香を焚き、お経を唱えました。青空の下、気持ちの良いお参りが出来ました。
粗供養に頂いたのが写真の箱です。加美町の地鶏の卵です。加美町は子供達が小さい頃よくキャンプに行ったところです。テントを張り杉原紙の紙漉きを見学しました。近くのJAで食材を購入し火を起こして夕食を作ったのは楽しい思い出です。11月にはお祭りがあって地鶏を焼いて振るまわれ、大変美味しかったのを思い出します。
今の卵はケージに閉じ込められた鶏が生んだのがほとんどですが、ここの地鶏は土の上を走り回っている鶏です。昔実家でも鶏を飼っていましたが、小屋の中で放し飼いにしていました。一日に数個卵を産んで、それを採りに行くのが子供の役目でした。エサは野菜くず、米糠、貝殻を砕いて与えていました。
また、病気のお見舞いに卵をもみ殻に入れて持って行ったものです。今でこそ卵は物価の優等生と言われていますが、結構高価だったのです。懐かしいものを見ることが出来ました。
早速卵かけで頂きました。昔に帰ったような、懐かしい味でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿