2025年10月29日水曜日

大変な騒ぎになっています

アグリを迎えて3日経ちましたが、生活が一変しました。


ペットショップで見たときはほんとにおとなしい穏やかな子で 、これなら育てやすいと喜んでいたのですが、我家に来て慣れてくると本性を現しました。抱っこするとおとなしくしているのですが、部屋に放つと興奮するのか、走り回って大変です。


パテラと聞いていたので、足に負担がかからないよう家内がマットを敷き詰めたのですが、どこがパテラかと思うくらい走り回ります。ショップでは狭いケージに入れられていたので、広い部屋が開放感があって自由に出来るので喜んでいるのでしょう。


それに問題なのはトイレです。カーペットやマットの上でしてしまいます。ケージの中と外の2か所にシーツを敷いたトイレを入れているのですが、なかなかうまくいきません。そのたびにカーッペットやマットを取り換え洗濯です。一日に何回洗濯するやら……!


前のアグリもムサシも家の中でのトイレトレーニングは失敗。必ず散歩でトイレを済まし、家の中ですることは無かったのです。早く散歩に連れ出そうというのですが、家内がトイレのしつけをしておかないと後々困ると言って反対しています。確かに雨の日などは家の中でトイレを済ませれば助かりますが、すぐに覚えるようには見えません。焦らずゆっくり。



生活が一変し大変なことになっていますが、犬が家にいる楽しさには替えられません。これから一緒に暮らしてゆくのです。気長に良い関係を作ってゆきます。




2025年10月25日土曜日

新しい子が来ました

 アグリが亡くなってから2年、ずっと後悔の念で過ごしてきました。7歳しか生きられなかったことに何とも言えない悔しさと情けなさがありました。アグリの写真を見るたびに楽しかったあの時を思い出していました。


それ以来柴犬を見るたびにアグリのことを思い出し、また一緒に暮らしたいという思いに、またあんな悲しい思いは二度としたくないという気持ちが勝っていました。しかし、数日前ペットショップで可愛い女の子に出会いました。一目惚れです。

          


78歳になって犬を飼うのは無責任だと言われそうですが、息子夫婦が、私達が面倒を見られなくなった時には、自分たちが面倒を見ると言ってくれました。今日その子を迎えました。名前はアグリです。天寿を全うできなかった前の犬と同じです。


引き渡しに息子たちも来てくれました。手続きに長くかかり、申し訳なかったですが、文句も言わず付き合ってくれました。

我家に入ると、早速おしっこをして家内がぞうきんをもって大変でした。しばらくはすきまに入って隠れていましたが、そのうち徐々に出てくるようになりました。無理もありません、全く環境が変わるのですから、大変な不安と緊張だったと思います。



親と離れ、何度もペットショップを変わり、また知らない家に入れられるのですから、無理もありません。しばらくそっと静かにしておいてやりたいものですが、どうしても触ってしまいます。犬の気持ちになってそっとしておいてやります。

 











2025年10月19日日曜日

紫蘇の実を食べたことがありますか?

 畑に紫蘇を植えていましたが、穂が出てきました。それに伴い。葉もゴワゴワして硬くなってきました。終わりのサインです。紫蘇はコンテナに植えたのですが、昨年の種が落ちて畑の至る所から生えています。

穂先を天婦羅にしてみました。美味しいですが、筋が残ります。また油の取り過ぎになるので、沢山は食べられません。家内がシソの実を佃煮にして御飯にのせると美味しいと言います。早速作ってもらいました。




穂をしごいて実を外すのですが、辛気臭い仕事です。穂の上から下へしごくと取れやすいのですが、面倒なのでしたから上へとしごくと時々穂が切れてしまいます。家内と一緒に何とか器1杯分回収しました。


これからは家内の仕事です。茶色い海葡萄のような佃煮が出来上がりました。早速御飯にかけて食べてみました。手間のかかる料理ですが、素朴で美味しいものです。珍味として販売もされているようです。右側が紫蘇の実、左が辛くなってそのままでは食べられないシシトウの佃煮です。


自分が育てた野菜は、最後まで食べてやりたいものです。




2025年10月9日木曜日

1個だけ収穫

 自家採種して毎年飢えている宿儺かぼちゃですが、今年は1個だけ収穫できました。家の前の幅50㎝くらいの細長い畑に、ゴーヤと一緒に植えました。


最初は雄花ばかりで雌花が咲かなかったのですが、秋近くなると次々と雌花が咲き始めました。しかし、結実しません。やっと1個だけ大きくなりました。昨年は5~6個も収穫したのに、今年は散々です。猛暑のせいでしょうか?


貴重な宿儺かぼちゃです。一月ほど置くと熟して美味しくなるそうなので、それまで飾っておきます。


採種して来年こそは沢山収穫できるよう頑張ります。

2025年10月5日日曜日

多井畑のカネタタキ神事

 私の住んでいる隣りの多井畑集落には「カネタタキ」という神事が伝承されています。数百年前からその年の豊作、安泰を願って行われている伝承神事です。旧暦の8月13日、新暦では10月4日の夜に行われます。今では、神戸市の無形民俗文化財に指定されています。



絣の着物を着て手拭いを頭に巻いた子供達が白足袋、草履を履いて行進します。多井畑厄神の社務所を出発した子供達は、当屋と呼ばれるその年の当番の家に向かいます。そこで長い竿の先に付けられた行燈を振りながらその家の安泰を歌い上げ、行燈を先頭に太鼓や鐘を叩き、歌いながら厄神まで行進します。


         


その歩き方や歌い方にも古くからのしきたりがあり、子供達は1週間前から夜に練習に通います。私の孫娘もこの行事に参加させてもらい練習に通っていました。本来は多井畑集落の子供が対象だったのでしょうが、少子化などで子供が少なくて、近隣の氏子以外の子供も参加するようになったのです。

このような伝承行事を続けてゆくのは大変です。地区の役員さん達は、子供たちの着物や草履の準備も大変です。身長も足の大きさもバラバラです。また、夜の練習の際のお茶やお菓子、歌や行進の指導などもやんちゃ盛りの子供相手ですから忍耐が要ります。


昨日の本番では約100人位の子供達の行進で盛り上がりました。子供達は練習した通り粛々と進みましたが、付き添いの親たちは何とか近づいて写真に撮りたいと、列に割り込んだり行列の邪魔をしそうな方がいたのは残念でした。



神事が終わって解散する時には、子供達は沢山お土産を貰ってきました。これだけ気を付けて準備をしていただいた地区の役員さん、氏子の方々には本当に有難うございました。子供達も伝統の大切さを実感したと思います。これからも長らくこの神事が続いてゆきますように願っています。














2025年10月3日金曜日

銀杏がたくさん落ちています

 近くの公園や神社に黄色い銀杏が落ちています。あんなに暑かった夏も、秋色に染まってきました。自然の摂理はすごいものです。


私は木の実などが落ちていると拾わずにはいられない性格です。田舎育ちのせいでしょうか?都会で育った人は拾うなんてことは考えないでしょう。

 



せっかく拾った銀杏ですが、皮をむいて中の種を食べるのですが、その処理が厄介です。何も知識がなかった頃、銀杏を素手で処理して酷い目に遭ったことがあります。漆など樹木には触るとかぶれてしまうものがありますが、銀杏もその一つです。手足についた汁でかぶれ、アレルギー性皮膚炎になり、それが全身に広がる自家感作性皮膚炎に移行し、治療に長い期間かかりました。


もうこりごりと思ったものですが、落ちているとまた拾ってしまうのです。今度は手袋をつけ、慎重に作業します。果肉を洗い落とし笊に広げ、干して乾かします。



スパナで皮を割り、薄皮のついた実を取り出します。鍋に少量の水を入れ銀杏を転がしながら茹でると薄皮がはがれ、黄緑色の綺麗な実が出てきます。そのまま食べても良いし、ご飯を炊くときに入れると、美味しい銀杏ご飯が出来上がります。家内はおせちに重宝しています。