神戸電鉄が開通する前、有馬温泉が陸の孤島だった頃、深江、青木の浜で獲れた魚を六甲を横断して有馬温泉まで運んだという道「魚屋道」を昨日辿って来ました。鉄道の発達により廃れてしまった道ですが、震災後、有志の方が復活させ、貴重なハイキングコースとして歩く会を企画し、今年で13回目を迎えました。
家内、娘も一緒に3人で参加。8時30分にJR甲南山手駅に集合、手形、タオル、資料を受取り、9時に出発。蛙岩、風吹岩を通過、芦屋カントリークラブを横切って本庄橋で昼食休憩。ここから一気に登りにかかり、12時30分過ぎに、一軒茶屋に到着。苦労して登った先が道路で、車が走っているのには複雑な気もしますが六甲山はこんな山です。これからは下りで、ブナや樫の木の下を歩いて有馬温泉には2時前に到着しました。
途中栗がたくさん落ちていましたが、とげのついた殻の中は空っぽで、実は見当たりません。山の動物が既に食べたか、保存しているのでしょう。また、イノシシか野生のラスカルが掘ったらしい跡も彼方此方に見うけられ、六甲山が野生の動物たちの活動の場であるのを実感しました。
有馬温泉では金の湯に浸かり疲れを癒し、温泉まんじゅうと温泉サイダーを賞味し、土産物屋を覗いて満足感いっぱいで帰路に着きました。約23,900歩。
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