毎年3月の初旬にいかなご漁が解禁になるのですが、今年は2月末でした。寒い冬だったので意外です。
街の通りを歩くといかなごを炊く匂いが漂ってきます。こうなるともう居ても立ってもいられません。背中を押されるようにいかなごを求めて店に急ぎます。
毎年のことですが、上手く炊ければ気分がいいし、その時々で出来栄えが違うのが難しいところです。
材料の分量、炊き方は同じなのにこれだけ差が出るのは、要するにいかなごの鮮度と大きさの違いです。私はどちらも上手く炊けていると思うのですが、家内にとってはプライドが許さないようです。もう一度炊くといっています。
今年は釜揚げも作りました。大きな鍋に新子を振り入れ、網ですくってざるに揚げます。生姜酢醤油で食べると、これは美味い。買うと結構高いのですが、手作りすると遠慮なく食べることができます。
部屋にいかなごの匂いが充満するので、換気をしてからお雛様を飾りました。夫婦とムサシだけのひな祭りですが、ちょうどご近所から和菓子をいただいたので、お供えをして、おさがりを美味しく頂きました。
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