職場の仲間が昨年ベトナムへ旅行して、お土産のお菓子を配ってくれたり、食べ物や習慣の話をしてくれました。彼女の息子さんのお嫁さんがベトナムの人で、里帰りに付いて行ったのです。
私はベトナムと言えば高校時代にサマセット・モームの an official position という小説を読んで、開発が遅れているフランスの統治国というイメージしかなかったのですが、今では経済の発展が進み、これからアジアの主要国になるだろうと言われるまでになっています。
彼女はベトナム人のお嫁さんが、中華街で買ってきた「フォー」をよく作ってくれると言っていましたので、私もフォーが食べたいと思っていました。たまたま輸入食品の店ジュピターに行くとフォーがあったので買って帰りました。
ベトナム産らしく、作り方がベトナム語で書かれていますので、よくわかりません。ネットで調べて料理実績30余年の家内に作ってもらいました。
乾麺を茹でて水洗いし、ナンプラーと塩胡椒で味付けした鶏ガラスープに入れて、温めれば出来上がりです。
うん、なかなか美味い!初めて作った割には本格的なものが出来ました。きし麺のような形ですが、味は全く違います。うどんでもないし、蕎麦でもない、どちらかと言えば葛きりのような感触です。スープには牛肉、椎茸、チンゲン菜、モヤシが入っており、あっさりした感じですが、なかなか腹持ちも良いようです。トッピングのレモンで後味もスッキリです。食後はベトナムコーヒーといきたいところですが、あいにくコンデンスミルクを買い忘れたので、次回のお楽しみ・・・
あちこち海外にも行きたいけれど、それが叶わぬなら、せめて「アジアン食堂」のように、各国の庶民が食べる料理を食べて、海外旅行の雰囲気だけでも楽しむつもりです。
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