2013年10月30日水曜日

秋の篠山旅行…ゆったりした旅でした

娘がムサシの世話をしてくれるというので、家内と篠山へ1泊旅行に行ってきました。

高速道路で約1時間、先ず観光の案内を受けるべく篠山市役所に行きました。廊下でうろうろしていると、係員の方がやってきて、観光の部署を案内してくれたし、駐車券の処理の仕方が解らなくまごまごしていると、近くの係員の方がやってきて親切に処理してくれました。私の勤めている神戸市の役所では考えられないことです。最初から好印象でした。

篠山城、武家屋敷、商人屋敷を散策し、昼食に篠山名物の蕎麦と猪肉丼を堪能しました。平日なので人も少なくゆっくりと昔の街並み、お店を回ることが出来ました。ぶらぶらと街を散策する旅も良いものです。旧市役所の大正ロマン館で黒豆コーヒーを飲み、お土産を買い込んで一休み。

田舎道を戻って、神戸市北区にあるフルーツフラワーパークのホテルに宿泊。経営不振で民間に売り飛ばされる運命のホテルですが、当日は団体客で結構賑わっていました。でも、夜7時以降は電話が繋がらないホテルなんて、まるで役所です。また、温泉内もジャグジー等の設備があちこち壊れていましたが、修理せずに置かれていました。これでは経営不振なのは当たり前です。

パーク内に猿劇場があるのですが、客が入らないのに4回/日の公演を行っています。あまりにも気の毒なので入ってみると広い劇場に客は私達夫婦2人だけです。それでも猿と調教師の方は一生懸命芸を披露してくれました。

お猿の名前は「たまよ」ちゃんで5歳の雌。お猿さんを仕込むのに大変な努力と訓練をしておられるのが解りました。たった2人の為に一生懸命芸をしてくれるのに感動しました。小屋の外で「くらのすけ」という雄猿に出会いました。捨てられていたのを拾われて、今訓練を受けているのです。おとなしい子でした。デビューして、どこかで出会うのが楽しみです。

近くのアウトレットパークに立ち寄りましたが、私たちに縁がないような商品ばかりでしたので、コーヒーだけ飲んでそそくさとムサシの待っている家に帰りました。娘のおかげでムサシの心配をせず、ゆっくりできた旅行でした。

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