春の風物詩…いかなごの釘煮！

毎年この頃になるとそわそわしてきます。今年は２月２８日に解禁になりました。昨年よりも約１週間遅い。



神戸、明石近辺の春の風物詩です。解禁を待ちかねて魚屋やスーパーの鮮魚売り場に行列が出来ます。我家でも突き動かされるように並びます。

今日は娘も公休日に当たっているので、久しぶりに家族で釘煮作りです。朝から材料を整えておいて新子の買い出しです。４ｋｇを購入。早速炊きました。２つの鍋で２回炊きます。



炊き始めた当初は、いろいろ試行錯誤しましたが、なかなか上手く炊けませんでした。最近はレシピも固まってきて、失敗無く炊くことが出来るようになりました。何事も経験です。



釘煮がこの地方の風物詩になったのは、何時の頃からだろう？私が神戸に来た１９７０年ころにはこんなことは無かったように思います。そんなに古くからのものではなさそうです。

おそらく漁師の家庭で売れない新子を佃煮にし、保存食にしていたのが、一般家庭にも広まったのでしょう。今ではいかなごツアーが企画されたり、ＪＰのいかなごパックが扱われたり、大変なブームです。


我家もこれで１年間お弁当に入れますし、少しですが知人に送ったりしています。伝統を作っているのです。