2016年1月17日日曜日

震災21年目、山の上から神戸の街を

今日は阪神淡路大震災から21年目の日です。昔の記憶は日々薄れてゆきますが、あの日の記憶だけは忘れません。忘れてはいけないのです。

三宮の東遊園地では記念行事があるようですが、そんなイベントに行かなくてもあの日のことを悼むことは出来ます。今日は家内と一緒に横尾山を越えて板宿に行くことにします。あの日は長田~須磨の旧市街地が焼けて、黒いすすが山を越えて横尾団地にまで飛んできました。

横尾団地の背面から頂上に向けて直登します。山の上から見る神戸の街は穏やかで震災の影は見当たりません。東山から板宿への道を下ります。途中で赤い実を着けた植物を見つけました。一枝頂いて帰り、部屋に飾ります。

途中から禅昌寺への標識があります。初めてのルートなので行ってみます。急斜面を下ります。落ち葉が深く積もっており滑ります。気を付けないと。最近がけ崩れがあったらしく、コンクリートで土砂落下防止の工事が施されています。

人気のない急斜面を恐る恐る下ると、県道神戸三木線に出ました。車でよく通る道です。少し歩くと板宿です。いつものとおり、ハンバーガーとコーヒーで休憩し、帰路につきました。

途中、須磨離宮公園を通ると近道だと家内が言うので、私だけ公園の中を通ることにしました。65歳以上は無料なのです。よく整備されている公園を突っ切って待ち合わせ場所に行きましたが、家内の方が早くついていました。公園を横切ると近道だというのは間違いでした。






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